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機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

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2016-06-25-Sat 01:07:38 │EDIT
久々のブログ更新です。
・・・って、もう最新号発売ですね。更新大幅に遅れてますわ・・・。


遅ればせながら、ダムエーのザ・ブルー、7話と8話について。

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◆第7話『ニューバーン基地の攻防』
・原作ゲームでは1巻ステージ4『ジオンの猛攻』ステージ5『エースパイロット』に相当するお話。
原作ではジムコマンドで出撃し地上から侵攻するザク、水中から上陸したハイゴッグを相手に地上で戦います。たいち版では第6話にてアクアジムで出撃しズゴックらと水中で戦っています。

・表紙は野心むき出しネコ目巻き毛なトレーダー、対照的に落ち着いた雰囲気のラウ。そして2機のドム。両機の武装違いにも注目ですね。

・基地を襲撃するジオン、その先鋒はラウ&トレーダー。もともと襲撃作戦をとる予定だった第501MS装甲擲弾中隊にニムバス隊が便乗。
トレーダーの「騙してるみたいで気が引けますね」というセリフからニムバス隊は501中隊を利用している様子が伺えます。・・・が、後に501中隊のセリフ「少尉、ご自身の任務を」とあり、便乗されたことは承知の上のようです。

・これまでの作品に比べ、ニューバーンを襲撃する部隊に強く焦点を当てているのが印象的です。
なお、同様のシチュエーションでは高山版のニムバス隊は他の隊(水中用MSの部隊)にネタを流し襲撃させ囮として利用、部隊の全滅ののちニムバス隊が3機のドムで出撃しています。比べてみると、たいち版では共同戦線なので、囮に使うにしても幾分か良心的な感じですね。

・場面変わって、アクアジム&ドミナンスによる水中戦が決着。
サマナ「新型、使えますね!我々の活躍に基地の味方も大喜びでしょう! 」のセリフ。
原作ゲームでは「きっと我々の活躍に、基地の味方も大喜びですよ! 」となっている。
サイドスのセリフはたいち版と全く同じだが、たいち版でのこのセリフには”新型”に”ドミナンス”のルビが振ってあり、意味が変わっている。

サイドスではこのエピソードまでジムを使っており、ニューバーン基地で受領した新型機であるジムコマンドのデビュー戦となっている。戦いも地上。
サイドスでの”新型”はジムコマンドを指していたが、今回はドミナンスのことを指している。

たいち版における”新型”は、これまでドミナンスを指している言葉。
原作はじめ、これまでのユウらの部隊はジムの実験部隊として描かれていたがが、たいち版では、どちらかというとドミナンスの実験部隊という印象が強いように思える。
(ま、今回たいち版で搭乗しているアクアジムは新型機という扱いではないため、先のサマナのセリフをここで使おうとするならば”新型”がドミナンスを指すのも当然といえば当然ですがね)

・続くフィリップのセリフ「バーカ!MS乗りってのは他の連中から見ればエリートなのよ」はサイドス版と同じ。
原作はでは、さらに「こんなのは出来て当たり前だと思ってる。もし喜んでいるとしたら、技術屋連中だけよ。 それもな、勝ったことに喜んでるんじゃない。 また新しい実戦データが手に入ったことに対して喜んでるんだよ」と続いています。

フィリップから続くユウの「そう、これは~」のセリフはサイドス版とほぼ同じ。
(サイドス「~課せられた義務さ」、たいち版「~課せられた義務だ」)

・地上部隊侵攻を聞き焦るユウは機体乗り換えの時間を惜しみ、武装のみ変更しドミナンス水中仕様のまま先行してしまう。水中仕様のままでは機体が重く、ラウとトレーダーの連携によって被弾。爆発の中、ユウは天使のマリオンのビジョンを見る。
そして遠く離れたブルー1号機がユウの意識に反応、EXAMが起動する。
ここでの1号機は修理を終え、以前に誌面で発表された11部隊向け仕様に変更されている。


・第7話はMSのアクションも見所。

ズゴックの攻撃をかわし、ハンドアンカーでズゴックを掴み、その勢いで地上に上がると同時にビームピックでトドメ。水中から上がった瞬間には既に抜刀しているのが芸コマ。


ラウ&トレーダーのドムによる連携攻撃。特にラウがひるませてからのトレーダーがシュツルムファウストを手にとり発射、命中の一連の流れはグッときました。
一瞬入る、ペロリと舌を出すトレーダーも良い。

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◆第8話『EXAM共鳴』
・ハンガーに固定されているブルー1号機のEXAMが起動。暴走には達していないものの「人々の死の叫び」には遠い場所にあるので戸惑うアルフ。
そしてクルストは、ブルーの様子からニムバスの存在ともう1機のEXAMマシンが地上に下りていると予感し、怯えていた・・・。
※1

このブルー1号機の反応からクルストはイフ改の存在が近いと予感したこと。
イフ改のEXAMも起動していること。
そしてサブタイトル。
これが、EXAMの共鳴現象ということでしょうね。
※2


ニムバスの「EXAM・・・安心するがいい、お前の力は私が剣として使いこなしてみせる」のセリフに続き、剣に縛られたマリオン。これはニムバスが見えているビジョン・・・?
「囚われの乙女よ」とのセリフからもわかるように、ニムバスはマリオンを憐れんでいる様子が伺えます。
マリオンの犠牲をもって生み出されたEXAM。その力を行使することがマリオンへの、せめてもの償い・・・と考えているのでしょうかね。

マリオンを憐れむニムバス。マリオンの犠牲を無駄にしないと誓うニムバス。これらはサイドスでもみられましたね。
今回、たいち版ではサイド版より深く掘り下げて描かれていきそうです。


被弾の衝撃で操縦桿から手を離すもマリオンの導きで再び握り直し、超反応で至近距離の攻撃を避けるユウ。これまでの作品で、マリオンがユウに精神的な干渉をするのは基本的にブルーに乗っている時・・・EXAMマシンに乗っている時でした(例外あり)。
たいち版ではEXAMの有無に関わらず干渉しています。そして、積極的にユウを助けようとしているのが印象的です。

ドミナンスとユウ、同じポーズに。ユウが機体に共鳴し過ぎている・・・?


メカニックをザクマシンガンで銃殺し「フーッ間に合いましたね」と爽やかな笑顔をみせるトレーダー。
さりげなく入った描写ですが、これ結構重要なシーンだと思うんですよね。

第2話で、ユウはジムの100ミリマシンガンで敵の砲台を撃つことをためらいます。
MS相手に太刀打ちの出来ない砲台相手に、この圧倒的な力は行使できない。いたずらに敵兵を殺すことは任務ではない・・・とし、敵兵が逃げるのを待った後に砲台を破壊しています。

対して、トレーダー。
スパイとの受け渡しがあるため、他のメカニックらに目撃されてはマズい。時間も限られている。こういう状況であったためザクマシンガンでメカニックを銃殺することも止む無しではありました。
しかし、そこに一切の躊躇はなく、時間を間に合わせることが出来た安堵の爽やかな笑顔さえみせました。

武器も持っていない生身の人間を、MSの圧倒的な力で殺したトレーダー。
前述のユウと対照しているのが、際立っていますね。
ユウもトレーダーも、強大な”力”を欲するもの。しかし、戦いへの心情は全く違います。そんな二人が次に激突した時、どうなるのか・・・。これは面白い展開になるかもしれませんね。
※3

・11部隊に潜入していた女スパイ・・・!
第8話後半で判明しますが、彼女はフィリップの恋人ジル。この名もおそらく偽名でしょう。
・・・って、これはちょっと出来すぎた展開では!?
11部隊にブルーが配備されるの事になったのはアルフ側が仕向けた遭遇戦がきっかけで、そこから11部隊に配備が決定したのも偶然から。
アルフ側・・・あるいは、オーガスタ側からのスパイならまだわかりますが、なぜジオン側から?トレーダーはスパイの素性を知らなかったことからニムバス隊に直接関わる人物ではないかもしれませんが・・・ちょっと出来すぎな展開ではないかと思いました。
もうひとつ気になるのが、第5話でアルフに11部隊の情報を流していた人物。
あれはジルなのか?それともアルフ側から送り込んだ別のスパイ?
うーん、この辺は今後の展開待ちですね。


イフリート改の空中戦!
ニムバスの言い回しがガトーっぽくてワロタ

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第8話にて、原作ゲーム第1巻『戦慄のブルー』編はおしまい。
次回より『蒼を受け継ぐもの』編になります。


-----
※1
クルストがニムバス&イフ改が地球に来たことを知る、もしくは地球で初めてニムバスに再会し地球に来ていた事を知った時のリアクションも各媒体ごとに違い、とても面白いです。

原作ゲームでは詳細な描写なし。
高山版では2号機を奪ったニムバスにEXAMの危険性を訴えます。
皆川版では「そうか、あれ(イフリート改)が降りてきているのか」と冷静に答えたものの、EXAMマシンをニムバスに託すために情報をリーク。自らは殺される覚悟で2号機を奪わせます。
サイドスでは2号機を奪ったニムバスに対し「連邦で一緒にEXAMを完成させよう!処遇は私がなんとかする!」と、ノリノリで誘ったりしています。

今回のたいち版ではEXAMの様子からニムバスとイフリート改が地上に下りていると予感し、激しく怯えています。
実際に対面した時、どうなってしまうのでしょうかね・・・。

※2
ちょっと「?」と思ったのは、第7話のラストからの繋がり。
前回ラストのEXAM起動はユウの被弾にマリオンとBD-1のシステムが反応したと思われる描写がされていました。
読者的には”ユウが原因で起動した”と読み取れる描写なのに、クルストは地上のイフリート改が原因だと予感する流れは、少し引っかかるものがありました。いやまあ個人的な感想ですが。

※3
加えて注目していきたいのが、今後ユウがEXAMを起動させた作戦で描かれる描写。
生身の兵士に向かってMSから発砲・・・といえば、皆川版に描写があります。

EXAMシステムを起動したブルー1号機で敵ミサイル基地を沈黙させた。
作戦は完了したが、EXAMの影響下にあったユウは自分に向けられた”敵意”に対し、反射的に胸部バルカンを発砲する。殺したのは、岩陰に隠れていた生身の兵士。得物は歩兵用のただのマシンガンだった。

もし、たいち版でもこのような描写があれば、第2話で生身の敵兵を見逃したユウの描写が、これまた対照として浮き上がってくるのではないか。あの第2話の描写は、伏線なのだろうか?
そんなところも注目してみたいですね。







拍手[2回]

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2016-03-20-Sun 01:20:04 │EDIT
先月号、第6話感想。
更新ペースが順調にずれてきてますが、本誌派へのネタバレ配慮的にはそのほうがいいのかもね(ぉ

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サブタイトルは『エースパイロット』。これは原作ゲームをはじめ皆川版、サイドスでもお馴染みのサブタイですね。

冒頭はニュータイプの発見とフラナガン機関の設立、そしてニュータイプ専用機の系譜・・・。なかなかスケールの大きな導入ですね。NT用ヘルメットに映る”死神”がまた意味深。

・今回のマリオンは最初から軍属。
体が弱くパイロット適性は無かったが、NTの適正があると判断された。
そして、フラナガン機関にてNT用兵器の研究をしているクルストの元に配属されることとなった。

このマリオンにまつわる事柄は、サイドス版からの設定。
原作ゲーム、千葉版では「貧しい宇宙移民の子であったマリオンをクルストが引き取り、父親代わりとして育てていた」という間柄であった。

今回描かれた過去のシーンのクルスト、この段階ではNT用兵器の研究をしている。
同様にクルストの過去を描いたものとして、高山版ではマリオンはフラナガン機関にNT適正を見出され、クルスト(EXAM開発以前)からスカウトする描写があります。
これはマリオンの記憶をユウがフラッシュバックするように見る形で描かれており、断片的でありました。
今回たいち版でのマリオンとクルストのファーストコンタクトは、サイドス及び高山版を基準にしつつより詳細に描かれた印象です。


大河原デザイン、サイコミュシステム初期試験型ザク登場。宇宙空間にてビットの操縦テストを行うマリオンと、その成果に驚愕するクルスト。
ここでクルストはニュータイプという存在を、大きな脅威と感じるようになります。

ビットは有線だが、セリフより「データ収集用のコードがなければもっと遠いターゲットでも・・・」とあり、制御を有線で行っているわけではないと伺えるが・・・後の機体解説では「有線式」との記述もあります。
あと、ザクベースでありながら頭部があまりにもイフリート改に似ているのがとても気になる・・・。

デザインのモトネタは、先日ナオキ氏のツイートにありました、ビルドファイターズトライのザク・クラーケンとのこと。

・マリオンのテストの成果に湧く整備員たち。そして、それを見るニムバス。

ニムバスはここで初めてマリオンを認識しますが、いきなり「戦場に”乙女”とは・・・」だなんて結構ロマンチックな表現しますねw

マリオンとニムバスの関係。これは原作ゲームでは描かれていません。
高山版、千葉版、皆川版では描写がありましたが、その関係は三者三様で、それぞれ全く違った関係で描かれていました。

嫉妬と羨望の対象として。恐怖と脅威の対象として。そして、良きパートナーとして。

今回、たいち版での二人はどのように描かれるでしょうか?この点にも注目していきたいですね。(※1)


・場面が変わりまして、11部隊。北米ニューバーン基地。
これまではエネルギープラント防衛ミッションの舞台でしたが、今回は違う様子。


基地を襲撃するジオン水中用MS、ズゴッグとゴッグ。お馴染みのハイゴッグはいません。ここの登場MSも各媒体で微妙に違いますがその辺の解説は割愛。


基地周辺海域を哨戒していたフィッシュアイが交戦に入る。フィッシュアイにはニューバーン基地のエンブレムがあります。が、ちょっと気になるのが『EFF×AMMC』の文字。AMMCは独立機械化部隊の略称だから、機械化部隊はニューバーン所属ということかな?
そしてこのフィッシュアイは機械化部隊所属・・・?

先日、発売されましたザ・ブルー単行本の表紙裏オマケ漫画によると
「『ザ・ブルー』の物語は私たち11部隊の拠点、ニューバーン基地のある北米を中心に動き出します」
とあるので、今回の第11独立機械化部隊はニューバーン所属、ということなんでしょうかね。

・ユウは水中用装備のドミ、フィリップらはアクアジムで迎撃に出る。このシチュエーションで水中で戦うのは今回が初。

・そして最後を締めますは、森に潜むラウ&トレーダーのドム二機。従来では3機のドムでしたが、今回はこの二人なので2機のようです。
サイドス版ではニムバスはこの基地を狙っておらず、このタイミングで二人は登場しません。

湾岸基地を狙うニムバス隊、というシチュエーションは高山版にもありました。
同基地に運び込まれていたブルー(モルモット隊配属前)をいぶり出すため別部隊に囮役をやらせ、次いでニムバスの部下グロス、レイバン、アブラハムがカスタムしたドムで出撃。偶然、同基地に居合わせていたユウらが緊急出撃する・・・というものでした。

原作、サイドスでは単純にエネルギープラント防衛の任務。
皆川版ではこのタイミングでユウはブルー1号機に初めて乗り、出撃しています。
(※2)

今回のラウ&トレーダーによるドム隊の襲撃は、物資奪還が任務。
前回の話でニムバス隊に届ける物資を積んだギャロップが鹵獲されており、それの奪還と思われます。
フィリップのセリフにあった「面白い装備」が何なのか、気になりますね。

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第6話感想、終わり。
既に発売になっている最新号&第7話感想は・・・近いうちに。

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※1
サイドストーリーズではどうだったか。
初対面では友好な様子。
研究開発中では「年端もいかない少女に簡単にあしらわれるという屈辱も、いずれこの力を自分のものにできるという希望のもと、耐え抜いていた」と、ニムバスはマリオンに対し劣等感を抱いていました。
EXAMの完成でマリオンが意識を失ったことで博士への怒りをあらわにし、「私にしてやれるのはこのくらいだ。君の犠牲を無駄にはしない」と、マリオンの身柄をサイド6の病院へ密かに移送させています。
また、後に「あれほど憎んでいたのに、なぜそんな事をしたのか」とも述懐しています。

NTであるマリオンの力に劣等感を抱きつつも、彼女の身に起きた非常な仕打ちを憐れみ、慈悲をみせるニムバス。
これまでのニムバス像を踏襲しつつ、サイドスはサイドスでまた新たなニムバス像を作り上げた印象です。
(この辺はもう少し突っ込んでいくと面白そうなので、また別の機会にまとめてみます)

物語やキャラクターの性格がサイドス版を踏襲している、たいち版。こちらでニムバスはどんな一面を見せてくるのか?これからが楽しみです。


※2
皆川版は原作ゲームと劇中の時系列が少し違う。
かいつまんで説明すると・・・

原作ゲーム・・・暴走ブルー遭遇戦、エネルギープラント基地防衛戦、ミデア救出作戦&イフリート改との最初の戦い、ミサイル基地の前線基地破壊ミッション(ここで初めてブルーに搭乗)、ミサイル基地破壊ミッション。

皆川版・・・暴走ブルー遭遇戦、ミデア救出作戦&イフリート改との最初の戦い、ニューバーン基地防衛戦(ここで初めてブルーに搭乗)、ミサイル基地破壊ミッション。

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2016-02-24-Wed 02:08:21 │EDIT
先日、徳島監督がイフリート改について興味深いツイートをしていました。「ライバル機としてハッタリを効かせる為にグフのヒート剣二刀流を採用」
「いつの間にか専用剣が誕生していましたw」
とのこと。

イフリート改の二刀流は徳島監督の発案であること。
セガサターン版ではグフのヒート剣だったという発言がありました。

---
ここで監督の言う”専用剣”。
これは、現在イフリート改が装備している剣を指すものと思われます。
そして、その剣とは通常のイフリートが使用しているものなのです。

イフリート専用ヒートサーベル。実は1995年のCROSS DIMENSION 0079の頃からデザイン
は既に存在していました。

徳島氏のツイートから察するに、ブルーの時にこの剣は参考にされなかった・・・(※1)
もしくは、何らかの事情でヒートサーベルの画稿が徳島氏の手に渡らず、存在すら知らなかったのではないかと思われます。

それがいつの間にかイフリート改の装備としても定着していたわけです。
「見間違えられていた」と言うと語弊があるかもですが、サターンのカクカクポリゴンサーベルから解釈されたイラストは存在します。


こちらは1997年のブルーディスティニー設定資料集に収録されたイラスト。
スタンガンのような握り部分から刃が伸びているようにも見え、がヒートサーベルではなくビームサーベルとして解釈されていたのかもしれません。


こちらは2001年のガンダムウォー・ベースドブースター編で描かれたイフリート改。
(用意した画像は同イラストを使用した別商品です)
鍔がないため、サターン版がイメージソースであることがわかります。
こちらのイラストでもビームサーベルとして解釈されていたかもしれません。

---
大河原氏によるイフリート改の設定画には、剣を装備したものはありませんでした。
そのためもあってか、現在に至るまでイフリート改の剣にはさまざまな解釈がされてきています。

グフのヒートサーベルを装備していた、というのが当初の徳島監督の思惑。
それが”いつの間にか専用剣を装備していた”。

では”いつの間にか”とは”いつ”なのか?

今回は、『イフリート改のヒートサーベル、その解釈の変遷』を年代順に追ってみたいと思います。
(あくまで”解釈”の変遷です。設定の変遷ではありません)


・・・とその前に、ごめんなさい。
B-CLUBガレージキットの1/144イフリート改、1/100イフリート改の年代がわからないので今回の検証は不完全なものになります。
調べてみたところ、この二つはイフリートのサーベルを持っているようです。
あと、PSPのバトルタクティクス等がまだ確認できていません。
このあたりは追って調べますので、今回は経過報告ということでひとつよろしくお願いします。

今回はとりあえず、イフリートが使用していたヒートサーベルを『イフリート型』、
グフが使用していたものを『グフ型』と呼んでいきます。
-----


1997年。原作ゲーム本編にて使用されたイラスト。
グフ型。


1997年。原作ゲーム3巻に収録されたイラスト。
グフ型。
徳島監督が直接関わったものであるためか、グフのサーベルとしてハッキリ描かれてい
ます。


1997年。高山版。
グフ型。


1997年。設定資料集。
サターンポリゴンからの解釈と思われる剣。


1998年。Gジェネレーション、ゲーム内のグラフィック。グフ型。

同じくGジェネ、プロモーション等で使われたCG。画像はカードゲームのもの。
グフ型。

同じくGジェネですが、ムービー内ではイフリート型を使用しています。
(一瞬ですが、イフリート型の特徴である刃の背にパイプがあるのが確認できます)


2001年。
ガンダムウォー・ベースドブースター編。
サターンポリゴンからの解釈と思われる剣。


同じく2001年ガンダムウォー・ベースドブースター編のイフリート改のイラスト。
小さくて分かり難いですが、鍔と柄頭の形から、グフ型であることがわかります。


2001年。SDガンダム英雄伝より炎騎士イフリート。
グフ型・・・だが、鍔の形が微妙に十字になってる。もしかしてこれはイフリート型を意図したかも・・・?


2002年機動戦士ガンダム戦記(PS2)徳島監督作品。
グフ型


2002年。SDガンダムフルカラ-ステージ31~オッデサの激戦~より。
グフ型。・・・ですが、こちらも鍔の形が十字と特徴的。イフリート型を意識か?


2003年。ガンダムコレクションVol.6
グフ型


2006年。ガンダムクロニクル~ポケットの中の戦争編~
グフ型


2006年。ガンダムエース2006年2月号、GAME'S MsVより。イフリート型。


2006年。ガンダムウォー不敗の流派編
イフリート型。


2007年カードビルダー
イフリート型。

2007年 MS戦線0079(徳島監督作品)
イフリート型。


2008年。ガンダムクロニクル U.C.0079~0083 スペシャルエディション
イフリート型

2010年。カプセルファイターオンライン
イフリート型。

2010年。戦場の絆
イフリート型。

2012年。EXVS
イフリート型。

2012年。バトルオペレーション(徳島監督作品)
グフ型。


ガンダムエース2013年9月号、近藤和久『機動戦士ガンダム 名も無き戦場』
グフ型。

2014年。サイドストーリーズ(徳島監督作品)
グフ型


2015年。ザ・ブルー・ディスティニー
イフリート型。

2015年。RE/100イフリート改(テストショット)
イフリート型。

このようになります。
最初はグフ型ヒートサーベルの解釈が多かったですが、2006年からイフリート型の解釈が多くなってきています。
2003年から2006年の間になにがあったのか・・・?


そう、ジオノグラフィでイフリートが発売されたのです。


グフカスタムとのコンパチという形でイフリートが初めて商品化されました。
ここで、イフリート専用のヒートサーベルも初めて立体化されたのです。


◆私的まとめ
・1996年頃のの原作ゲーム開発時、徳島監督は「イフリート改はグフ型ヒートサーベルを装備している」という想定をしていた。
・後にイラスト化や別のゲームにイフリート改が出演する際も、グフのヒートサーベルを装備しているという解釈がされてきた。
(イフリート型ヒートサーベルを使用しているという解釈も存在していたが、グフ型の解釈に比べると少数派であった)
・2005年にジオノグラフィでイフリートが発売。これによりイフリート型ヒートサーベルの存在がメジャーになり、イフリート改にもそれが反映されるようになった。
・ジオノ版の影響でイフリート型サーベルを装備したイラスト、ゲームが多くなり、それが広く認知されていく。
・徳島監督的には「グフ型を装備している」という認識であったため、監督が関わった
ゲームではグフ型を装備していることが多かった(バトオペ、サイドストーリーズ)。
※ただし、『MS戦線0079』ではイフリート型を装備していた。

-----
えーっと、こんな感じでしょうか。
先にも言った通りBクラのガレキ版とPSPのゲームが未検証なので、暫定調査になります。
あと、ここまでやっておいて申し訳ないんですが、全部のイフリート改を把握しているわけではないので、知っている限りでのまとめとなります。

Bクラのガレキ版について。あと、2005年以前にイフリート型を使用している例、2005年以降にグフ型を使用している例がありましたら、御一方頂けると助かります。


うーん、ちょっと見栄をきって始めた割には中途半端な検証になってしまったような気が・・・。
とりあえず”暫定調査”ということで、今回はおしまいです。








◆最後に、イフリート改のヒートサーベルについて個人的に思うところ。

・イフリート型のヒートサーベルは日本刀モチーフになっている感じなので、侍モチーフのイフリートには似合うと思う。
でも、イフリート改改が装備するのはちょっと似合わないかなーと思う。個人的にイフ改は”戦士”もしくは"狂戦士”のイメージなので、グフ型ヒートサーベルのもつ、野蛮そうなイメージのほうが似合うのではないかと思う。
そういう意味では、最初に徳島監督がグフ型をチョイスしたのは良いなと思う。
(さらに言うと、イフリート型サーベルの形はイフリートに似合うとは思うが、剣のカラーリングが妙にカラフルなので、イフリートの本体色とは合わないと思う。で、あのカラーリング自体はイフリート改の本体色と相性がよく、その点では似合うと思う。我ながらややこしい感想だが)

・ザ・ブルーやRE/100のイフ改のヒートサーベルはイフリート型とグフ型デザインの折半案とでも言いますか、イフリート型でありながらグフ型風の刃の厚みがあり、両方の武器のイメージを合わせた良いデザインだと思う。落とし所としても良い塩梅ではないだろうか。このへんのアレンジはNAOKI氏グッジョブと思う。いやまあ個人的な感想ですけどね。


※1
イフリート型ヒートサーベルはウルフ・ガー隊が使用した004号機専用のサーベルだ
から他のイフリート型は使わないという解釈がなされた・・・かも?いやわからんけど。

拍手[1回]

2016-01-31-Sun 22:59:44 │EDIT
『ザ・ブルー』第5話についての感想でございます。
あ、6話載ってるダムエー発売されちゃいましたね。更新全然追いついてないや・・・。

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サブタイトルは『荒野の死闘』。
これは原作ゲーム1巻ステージ3のミッション名でもあります。

---
脱出した砲撃手・・・第2話でユウが見逃したジオン兵ですね。彼が撮った写真でニムバスにブルーの存在がバレた。
高山版では連邦のEXAM研究所の盗撮写真による報告でしたが、たいち版ではまだ1号機の存在がバレた段階。

・ニムバス隊の現状
「イフリート改は駆動系にかなり問題がある」
「グフ系のパーツがイフリートに流用できる」
「ニムバス隊はキシリアの命により整備や補給は現地から行える特権を与えられている」
「本来なら複数のEXAM搭載機が配備される予定だった」
などなどが語れます。
駆動系云々はサイドスから。
グフ系のパーツ、特権、配備の話は今回が初ネタ。

イフリートにグフ系のパーツが流用できる、というのは昨今のイフリートのデザインにグフ(主にカスタム)のデザインが反映されていることを受けての、千葉氏により提案された新解釈。
これは良解釈だと思う。


ニムバスがショカコーラをトレーダーに差し出す1カット!
前回のアルフの「良かった」の微笑みといい、グッとくる表情をさりげなく入れてきてますね。
あと千葉氏もツイートされてましたがジオンの配置図と割れたショカコーラを被せる演出がニクい。

・サイドス版ではニムバスのお供である以上に特にキャラ立ちしていなかったラウとトレーダー。たいち版では、野心家トレーダーと、それを冷静に諌めるラウといったキャラ立ちがされています。トレーダーの進言を受けるニムバスの描写、先のショカコーラを差し出す描写など、彼らとの絡みでニムバスというキャラクターも掘り下げられています。

他の媒体とはまた違ったアプローチで魅せるニムバス隊、どう掘り下げられるか楽しみです。


・クルストがEXAMマシンに蒼を選んだ理由を聞かれ、ニムバスは「例のニュータイプ(マリオン)が蒼を好んだから」と答えます。
転じて、ニムバスは「ニュータイプを制した証として、クルストはあの蒼を掲げずにはいられないのだろう」と推測しています。
この2点はサイドスにて、ニムバスのモノローグとして語られています。

マリオンが蒼を好んだ・・・これは皆川版が初出。
マリオンが宇宙の絵を描くと必ず蒼色に塗っていた事について、クルストは「蒼を好んで塗っていた」「ニュータイプには、宇宙が我々と違ったものが見えている」と言っています。
※1


・11部隊のパート。
先にも述べた通り、原作ゲーム1巻ステージ3に相当するエピソード。
訓練中に友軍のディッシュ107が発見しユウらが駆けつけるハメに。フライマンタ隊の爆撃でギャロップが頓挫した下りも原作ゲーム通りです。
新要素は、ザクスナイパーの登場とフィリップらが陸ジムでユウがジム・ドミナンスに搭乗していること、このギャロップがニムバス隊への補給物資を運んでいたことです。
(なおサイドスでは『荒野の死闘』は省かれていました)


・ドミの装備は、後にFAガンダムへ繋がるであろう試作型2連ビーム砲。
脚の外付けスラスターも形状が似てますね。
バックパックはジムスナイパーカスタム、お尻のウェポンラックもスナカス。
ボックスビームサーベルユニットはスナカスも装備してるが、ドミのものは形状が違う。
(どっちかってーとユニコーンのビームトンファーに似てる気ががが・・・)
※2


・ドミナンスのデビュー戦。

ユウに襲い掛かるザクの姿が、暴走ブルーに襲い掛かった時のザクと被る。


その時のブルーの動きがフラッシュバックし、まるでその動きをなぞるようにドミナンスを駆り、ザクを撃破。

ユウのブルーへの妄執が見せたのか、はたまたブルーがユウに取り憑いたのか・・・。
高山版でいう「ブルーの毒が回ったきた」とも言える好演出ですね。
ブルーの睨みのコマからページをめくりドミナンスの睨みに繋がるのも燃えます。


ついには機体の限界を超えた操縦を見せ、ドミナンスの関節に多大な負荷がかかる。ユウのパイロットとしての技量が伺え、また、これ以上に暴れたのに動き続けたブルーの怖ろしさとの対比ともいえる描写。

ここでユウを支えるのがフィリップ機というのもニクいねコレ。


・再びニムバスらのパート。
隊への補給物資を運んでいた部隊の壊滅の一報を受ける(11部隊の仕業であることは知らない)。
現在のイフリート改の状況として「度重なる実験でダメージが蓄積しているが、ニムバスの操縦技術であれば機体にほとんど負荷をかけることなく戦うことが可能」とのセリフあり。
何度か言ってますが、地上に降りた段階でイフリート改の調子は万全でないという設定はサイドス版からものもです。

・「強き者は運命で結ばれているからな」というセリフ。今回のニムバスは意外とロマンチストのようです(次回にもそれを感じさせるセリフがあります)
第5話後半でブルーが11部隊に配属されるのではと思うユウなど、たいち版では運命を予感させる描写が多いのも印象的です。


・再び11部隊パート。
ここでのフィリップ、サマナらのセリフは原作とほぼ同じものがあるが、細部が違います。
原作ゲームでは「ジムのありがたみがなくなっちまわぁ」
たいち版では「ドミナンスのありがたみがなくなっちまわぁ」となっている。

原作ゲームだと実験部隊の3人が使用するジムは最新鋭機であり、ザクより性能が上という扱いである。
今回たいち版では、フィリップ、サマナは陸ジムを使用。
陸ジムも高性能機ではあるが、ここでのセリフは「部隊の高性能・最新鋭機はユウのドミナンスである」という意味合いで使われている。
高性能機であるドミナンスであるが、それに満足できないユウ・・・という描写に繋がるのはわかるが、ユウに新装備が集中しておりフィリップらが陸ジムのままなのは気になりました。

・高性能機であるドミでも満足できず、より強大な力として”ブルー”を求めるユウの描写。
のちにブルーに乗ることになるのは、我々読者も分かっていること。
では、たいち版のユウはブルーに乗ることでどのような反応をするのか?
ここでの描写もそうですが、たいち版にはそれを予感・予想させる伏線が丁寧に張ってある印象をもちました。

・フィリップ「例の蒼いやつの話~ニュータイプ用の実験機」という話は原作ゲームの同ステージ、開幕デモムービーのものとほぼ同じ。
ユウが「ニュータイプ」と聞き、マリオンを連想する下りは今回初。

原作ゲームの該当箇所のセリフをピックアップしてみますと・・・
フィリップ「そういえば、ユウ少尉。あの蒼い奴の話聞いたか? どうもあれは、連邦軍がジオンから亡命してきた博士に作らせた、 ニュータイプ用の実験機だったらしいぜ」
サマナ「なんです?ニュータイプって」
フィリップ「知んねーよ!それにしても仲間を襲うとは、やっぱ作った奴がジオンだからかねえ」
となっています。

原作ゲームでは「ニュータイプ」の知名度が一年戦争時のこの段階において、一般兵士には馴染みのない言葉であると伺えますが、今回は「ニュータイプ」という言葉にサマナが疑問を持っていないあたり、何かしら意味をもった言葉として広まっていることが伺えます。
※3

・ブルーがニュータイプ用の実験機である情報を、誰かがユウたちに故意に流させている・・・
原作ゲームでは先にピックアップした会話の通りで、会話の中でストーリーや設定を説明しているため、やや唐突な感じがあった。
(なお、ゲーム中の会話で劇中ストーリーや設定を盛り込むのには苦労したと各種インタビューにて千葉氏は述懐している)
今回では噂の流れ方が恣意的だという理由付けで、比較的自然な形で組み込んだなと思う。
それにしても、このタイミングで笑顔のモーリンちゃん登場・・・なにか意味深なものを感じますね(?)。


・締めは11部隊に目を付けたアルフが先の戦闘結果を分析する描写。
11部隊に内通者がいることが伺える描写もあります。

ここでアルフは11部隊のパイロットらを、次のように評しています。
サマナ・・・機体に全く負荷をかけない堅実な戦い方。メカニックとしては理想的。
フィリップ・・・傷だらけの機体なのに深刻なダメージはほとんどなく、不思議である。
ユウ・・・関節部の負荷から、機体の限界を試すかのように最大出力で戦っている。メカニックとしては最悪のパイロット。
そして、そんなユウにブルーを与えれば最良のデータが取れるのでは・・・と、ユウをブルーのパイロット候補に選びます。
11部隊の面々の戦闘スタイルについてここまで分析・描写したのは初めてかと。
また、アルフがユウをブルーのパイロットに選ぶ描写としても、たいち版が一番詳細ではないかと思います。

・たいち版では、戦闘による直接的なダメージではなく操縦による機体に掛かる負荷への言及や描写が多いなと思いました。
これは皆川版でもこと細かに描写されていましたが、たいち版では漫画である強みを活かし視覚的にもアピールしてきています。
エースパイロットの操縦に、並の機体ではついていけない。
しかし、ブルーならば・・・。
こういった描写は、EXAM搭載機が通常の機体とは違うモンスターマシンだと強調できて良いなと思います。



-----
と、いうわけで第5話感想でした。第6話についても、近いうちにUPしたいです。




-----
※1
EXAMマシンが蒼い理由。
原作ゲームでは「博士の趣味」とだけ説明されています。
この機体色に意味をもたせ、また、ストーリーに絡ませた皆川版の手法は上手いなーと思う。

ところで、機体色が蒼い理由について、ネットではたまにこんな珍説をみかけます。
「ニュータイプは宇宙が蒼色に見えるから、それに対する迷彩効果を狙って蒼く塗られている」。
皆川版の「マリオンには宇宙が青く見えている」という話から飛躍した珍説かと思いますが、視覚のみに頼っているわけではないニュータイプに迷彩効果が発揮できるのかは甚だ疑問です。
そして、少なくとも自分としては、ブルー誕生からこれまでの20年間、公式サイドからこういった設定は一切聞いた事ありません。

・・・ここまで言っておいてアレですが、もしこの説が記述されている資料(公式、もしくは公式に近いレベルのもの)があれば、一報願います。

※2
・・・極秘であるFSWS計画の装備がなぜ11部隊に?
まあ、極秘とはいえ装備のテストはせにゃならんから、実験部隊である11部隊にそれが回ってくるのは当然・・・なのかな?
FSWS計画の信憑性、また実際にあったとして、この時期の計画の進行度は・・・?
などなど考え出しても詮無きことだし自分もあまり詳しくはないので、あまり突っ込まずにおきます。


※3
では、どういう意味で・・・?
一年戦争時の一般的な連邦兵の”ニュータイプ”に対する認識。このあたりを推測・妄想するのも面白そうですね。考察するための材料になりそうな描写が次の話にありますが、まあ話が脱線しますので自分の妄想を簡潔に言いますと、「エスパーのような力をもったエースパイロット」という、一種の都市伝説的のような扱いで名称が使われていたのではないかと思っています。

「ジオン・ズム・ダイクンが提唱した新しい人類を指す」ということは知っていたとしても、この頃は存在が(一般的には)確認されておらず、概念であった。
「宇宙移民どもが、彼らが崇拝するダイクンの思想に乗っかってエースパイロットを神格化し『ニュータイプ』と呼んでいる」。といった認識であったのかもしれません。

レビル将軍はニュータイプの存在を信じ、マチルダもまたニュータイプを(一種のロマンとしてかもだが)信じていたフシがある。そしてホワイトベース隊のウソみたいな活躍は一般兵士にも噂として知られていたので、”ニュータイプ”という存在は「エスパーのような力をもった、オカルトめいた都市伝説・・・でも、もしかしたら本当に存在するのかも?」といった具合で知られていたのかもしれませんね。


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2016-01-19-Tue 22:53:21 │EDIT
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
いよいよ2016年、いよいよブルーディスティニー20周年がやってきました。
ザ・ブルー、イフリート改キット化などブルーに関していろいろありますが、さらに何かやってくれるんじゃないかと期待しちゃってますよ俺。



で、『ザ・ブルー・ディスティニー』第4話について、いろいろ。
いやー更新遅くなりましてこれ・・・。ツイートすると、それだけで更新した気になるから気をつけねば(いつも言ってる)



◆第4話「執念の追跡者」
サブタイル、おおまかな流れは、サイドストーリーズのニムバス編・第01話と同じ。
サイドスではガンタンク、陸ジムが相手でしたが漫画では量産型ガンタンク、陸ガンとなっています。

細かい違いですが、漫画では戦闘中に「連邦にもようやく二足歩行できるMSを開発したようだが・・・その程度では!このイフリート改の相手は務まらんなッ!」
サイドスでは戦闘前に「連邦にもようやく(中略)果たしてこのイフリート改の相手が務まるかな?」となっています。


サイドスでは声のみだったニムバスの部下、トレーダーとラウが初顔出しです。


サーベルに突き刺した陸ジムの生首を月に掲げるイフリート改。
このカットはサイドスには無く、たいち版が初。
「モビルスーツの生首を持つ」といえばブルー1号機でもお馴染みの表現。過去に何度かカードイラスト等に描かれ、「1号機のイメージといえばこれ!」という方も多いのではないでしょうか。
その他にブルー2号機がジムコマンドの生首を持ったイラストなんかもありますが、イフリート改でこれをやったのは初めてではないでしょうか(僕の見落としがあれば情報プリーズです)。
加えて、サーベルに突き刺すというのがイフリート改らしくて良いじゃあないですか。


◆回収されたブルー1号機

暴走し、ユウらの攻撃を受け撤退したブルー1号機のダメージチェックをするアルフ。
ブルーLOVEなのは変わらずだが、独り言とはいえ「機体への損傷は修理可能なレベルだ。よかった」なんてセリフが飛び出るし、表情も今まで見たことないような、穏やかなもの。今回のアルフはいつもと一味違うようです。


・ブルー0号機の実験。
大河原邦夫描き起こし、ブルー0号機が初登場です。
ブルー1号機より前の機体でのテスト描写は、今回が初めて。EXAM計画に興味をもったレビル将軍の計らいでマグネット・コーティングの技術が提供されたとされるのも、今回が初か。
(試験的なものだがマグネットコーティングがされていた、というのは従来からの設定)

また、試験機の陸ジム頭部の移植について、これまでは
『急遽テスト機を陸戦型ガンダムベースのカスタム機へ移行することが決定するが、複雑な組み込み作業を伴うシステムの再移植は困難を極め、結果、初期に搭載したジムの頭部ごと新しい試験機に移植することで「ブルーディスティニー1号機」は完成した』
とありました。
今回はクルストの時間的な焦りから再移植は検討せず最初から頭部ごと移植することにしています。

・「オルタでは暴走を押さえ込めない」~「例の機関にサンプルとして回して構わん」の会話の下りはサイドス版とほぼ同じですが、オーガスタ研究所への言及と2号機と3号機への言及が少し違います。

サイドスにて、この段階では「例の機関」とだけ言われていましたが、たいち版ではこの段階で「オーガスタ方面」と明言されています。そして、オガ研を「非人道的な研究をしている胸糞悪い連中」とアルフは評しています。
サイドスでその名が出たのは、ブルー3号機を受領したユウとスレイブレイス隊が共闘した作戦の後。アルフとレイス隊との会話の中でした。
(アルフのオーガスタ評もここ)

・2号機、3号機について。
従来のものでは、この段階で2&3号機への言及は特になし。サイドスでは既に機体は存在していることが伺える会話があります。
たいち版では、「オルタと引き替えにブルーの新たなる素体となる開発中の機体を2機譲り受けることが出来そうです」というアルフのセリフがあります。

・・・自分は「1号機素体から既にオーガスタに何らかの関わりがあるんじゃね?」と思っていましたが、どうやら違う・・・?
会話から察するに、1号機はアルフらが陸ガン素体を受け取ってカスタムしたと思われます。

2、3号機でオーガスタ関わってくるとは予想外でした。「ブルーの新たなる素体となる開発中の機体を提供」とあるので、もしかしたら2、3号機は1号機と仕様が変わってくるのかもしれないですね。(陸ガンベースですら無い可能性も・・・?)

・クルストが連邦のパイロットの質について言及、アルフがユウを目星につけた描写の流れもサイドス版と同じ。
加えて、たいち版では暴走時の女性パイロットが命を取り留めたとアルフのセリフあり。サイドスでは連邦兵よりパイロットは駄目だったとの報告でした。
他の作品でも、暴走ブルーのテストパイロットは死亡しています。



11部隊によるドミの模擬戦の描写は、当然ながら今回が初。
暴走ブルーとの戦闘後に新型機受領という流れ自体なら他作品でもありまして、高山版だとD型ジム。サイドス版だとジムコマンドでした。



・そして暴走ブルーとの戦いの後に夢の中でマリオンと邂逅。これも高山版と流れ自体は同じですが・・・


ブルーの形が崩壊し、解放されたように表れるマリオン。そして、ユウとの邂逅ののち再びブルーの形を成し、閉じ込められていく。ブルーの力を欲し、マリオンにそれを求めたユウは彼女の涙を感じ、戸惑いを覚える。



(こちら2枚の画像は高山版)
高山版では、最初の邂逅はユウがブルーにトドメの一撃を与えた時。謎の少女の助けを求める声を感じる。二度目は移送中に見た夢、草原で木に腰掛ける少女から「あなたを救ってあげる」と言われ、「助けを求めたのは君の方だ!」と叫び、戸惑いの中で目が覚める


どちらも夢の中の幻想的な邂逅であり、それぞれに違いがあって面白いですね。
そしてどちらもマリオンは天使がモチーフ。
天使の姿がモチーフとなっているのは高山版が初であり、たいち版もそれを継承しています。
※1

この邂逅を機に、ユウはマリオンの存在をおぼろげながら認識していきます。

-----
・感想
4話にして、いろいろと詰め込んできたなという印象。
そして、

格好良いぜ、イフリート改!

今からブルーとの対決が楽しみですね、これは。




※1
高山版の、助けを求めるマリオンと「救ってあげる」と手をさしのべるマリオン。
この矛盾がどう昇華していくか、見たかった・・・

先に挙げたブルーと生首、マリオンの天使の姿など、現在のブルーのビジュアルに高山版は大きく影響を与えています。
その辺についてまとめてみても面白そうですね。

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「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

過去記事のは「カテゴリー」の「記事インデックス」、もしくはそれぞれの項目を参照。セガサターンソフト「機動戦士ガンダム外伝」の情報及び過去のブルー関連フィギュア、カード(2004年頃まで)についてはHP:蒼色一号を参照のこと。
メール:tdfuh1abg@hotmail.com(@は半角)
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