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機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

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2019-10-20-Sun 07:19:49 │EDIT
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2015-12-27-Sun 23:00:32 │EDIT
時には昔の話を。

今からちょうど10年前の2005年・・・GUNDAM FIX FIGURATIONでブルーディスティニーが発売され『THE BLUE DESTINY』の10周年を翌年に控えた頃。
当時ガンダムエース誌上にて徳島雅彦氏が連載していたコラム『ガンダムが1番!だけど、それだけじゃないよね!』の第20回で、徳島氏が自身の監督作品としてブルーについて触れていました。
基本的には「ブルーディスティニーとは何ぞや」という解説なんですが、これもひとつの記録として、また、10周年を迎えるタイミングで書かれたこのコラムを20周年を控えた現在に読み返してみるのも一興かなと思ったので、紹介してみます。
(出典:ガンダムエース2006年1月号 No.041)


どうやら、「ガンダム外伝 ブルーディスティニー」は来年で10周年を迎えるようです。
いやぁ、初監督作品からもう10年です。長かったような、あっという間だったような・・・。
そして、別に10周年記念というわけではありませんが、この本が出ている頃(12月下旬)に「GUNDAM FIX FIGURATION(以降GFF)ブルーディスティニー」が発売される模様です。
手軽に購入できるホビーとしては初の立体化です(SDのプラモデルは発売済みですが、リアル頭身は初)。
ジオン製の対NT用OS「EXAM」を搭載した、連邦軍製の試作MS「ブルーディスティニー」。
GFFでは、その試作1号機である、ジムヘッドと、後にジオンに強奪されるガンダムヘッドの2号機をコンパチで再現したものになるようで、今から楽しみです(設定上は2号機と同型の3号機が存在しますが、機体のメインカラーが白なのでコンパチは無理のようです)。
ジオンのNT研究施設で披験体となっていた少女、マリオン・ウェルチの意識を電子的に取り込んだことで偶発的に完成したシステム「EXAM」。
ジオンの研究施設内で異端視されていた開発者のクルスト・モーゼス博士は、完成したサンプルを持って連邦に亡命。研究用に提供された先行量産型ジムへとシステムを組み込んだものの機体が耐え切れず失敗。急遽テスト機を陸戦型ガンダムベースのカスタム機へ移行することが決定するが、複雑な組み込み作業を伴うシステムの再移植は困難を極め、結果、初期に搭載したジムの頭部ごと新しい試験機に移植することで「ブルーディスティニー1号機」は完成した。(その後の2機の試作機はガンダムヘッドで製造される。)
「EXAM」は、擬似NTシステムとも呼ばれ、オールドタイプのパイロットにNTと戦えるだけの反応補助を行うと共に、機体の限界を無視した機体制御を行うので、並みのパイロットやMSではハードが耐え切れないという欠陥品。さらに、NTとの精神感応や人の死などに過敏に反応し、過剰防衛行動により周囲の戦闘衝動を持った物体を敵味方関係なく殲滅する暴走状態(この際、パイロットを無視して自律行動することもある)に陥ることもあり、とても兵器としては使えないものです。
超常的システムゆえの欠陥、しかし、使いようによっては多大な恩恵を得られるという部分は、高度な科学的な補助によって成り立ちつつも、その根幹がオカルトであることも含めて「終戦のローレライ」のローレライシステムにも通じるものがありますね。
「ブルー」及び「EXAM」は1年戦争末期に、その全てが戦いの中で失われてしまいますが、後にZの時代で実用化された連邦軍の強化人間プランにそのノウハウの一部が生きた可能性は否定できないのではないでしょうか。
今だからできる、物語まで補完した「ブルー 完全版」の制作は、機会があればやってみたい仕事の1つです。

 
(こちらはコラムに添えられた徳島氏によるイラスト)

(補足:『終戦のローレライ』は福井晴敏の架空戦記小説。2005年3月には『ローレライ』として映画化)

・そうなんです、10年前のブルー市場(?)はと言うと、BB戦士で武者ブルーガンダム、ブルー1号機&3号機が発売されてはいたもののリアル頭身は無く(厳密にはプライズとかガチャポンではあった)、GFFで初のリアル頭身での立体化を果たし、多くのファンを歓喜させまくっていました。
(まあ、あくまでGUNDAM FIX版ブルーの立体化なので頭部形状には賛否両論ありましたが・・・)
現在では、ご存知の通りHGUCで1~3号機が発売されており、いつでも手軽にブルーが手に入る時代になりましたが、当時は凄かったんですよコイツの反響。

・コラムの締めにある、「ブルー 完全版」。これは9年後に『サイドストーリーズ』という形で実現しましたね。当初はブルーの完全リメイクという企画でしがた、いろいろあってああいう形になりました。
(ま、サイドスには個人的にはいろいろ思うところあるのですが・・・)






と、いうわけで徳島氏の10周年時のコメントでした。
(ザ・ブルーについての更新が滞ってますが、まあ、近いうちに・・・すんません)

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2014-04-11-Fri 00:36:26 │EDIT
ガンダムパーフェクトファイルNo.97にイフリート改、No.116にブルーディスティニー1号機が登場しましたので紹介・・・というか個人的メモみたく感想書いてみたいと思います。
・・・発売から結構経ってますね、ハイ。

ブルー2号機&3号機についてはコチラ

-----
◆ブルー1号機
機体解説は定石通りといった印象。脚部やランドセルについての解説は、HGUCからの設定を踏襲してますね。
ベースとなった陸戦型ガンダムとの比較は今回もあり、前回(ブルー2&3号機)の補足といった感じでした。
あと頭部に関して陸戦型ジムとの比較が少しありました。

・武装
『コストや互換性の問題からか、専用の手持ち武器は開発されず、陸戦型ガンダム/陸戦型ジム用を搭載した』といった記述があり、図では通常の100ミリマシンガンが載っています。
サプレッサー付き100ミリマシンガンについては触れられていませんでした。
(※)
あと『前腕部のアタッチメントが改造されていたことから、専用武器の外装が計画されていた可能性もある』という記述があり、これは結構面白い解釈だなと思いました。


・キャラクター
ブルーの面々はパーソナルプロファイルのページが無いためか、1号機とまとめて収録。
前回は無かった、「モルモット隊」「第11独立機械化混成部隊」といった記述がありました。
ユウ・カジマについて『その後も軍歴を重ね、ジェガンのパイロットとして「シャアの反乱」に参戦したという』といった記述と共に、アクシズを押しつつ手を伸ばすジェガンのスクリーンショットがありました。(※2)
加えて、EXAMシステムについての解説も少々アリ。

・そのほか
基本の立ちイラストは、おそらく線画からのリペイントですね。どっちかってーとガンプラビルダー版の色合いに近い気がする。

-----
◆イフリート改
・スペック
『全高17.2m』とあり。設定資料集だと『頭頂高17.2』なのでこれは間違いか?
『重量:50.9t』。これは合ってますが、『全備重量:96.4t』とあり。全備重量は初出ですかね?この数値は初めて見ました(誰か初出知っている人いたら教えて下さい)。
で、・・・何で40t以上も増えてるの!?ほんとどこから引っ張ってきたんだこの数字。

・武器
『二刀流を標準とするなど特殊な装備形式』との記述あり。言われてみれば、確かに珍しいな。
(※3)

・そのほか
系列機としてナハト、シュナイドの解説。そしてニムバスについての解説がありました。
あと掲載されてる基本立ちイラスト、設定資料集などで見かけるおなじみのもので線画からのペイントではないのね。

-----
と、いうわけでパーフェクトファイルの記事でした。結構突っ込んだ指摘がされていたりして、面白かったです。
同誌ではピクシーとイフリートも登場しているので、次の機会にはそちらも解説&感想を書いてみたいと思います。


・・・以下、余談です。
(相変わらず余談の方が長い)


(※1)サプ付きは使用例がブルー1号機ってだけでブルー専用武器とは(今のところ)明言されていません。ですので、サプ付き100ミリを使用したという設定とこの解説は矛盾しませんね。
実際のところ、サプ付100ミリってどれだけ有効な設定なんでしょうね。採用されたりされなかったりですが・・・。今度のリメイク作では使っているようなので、その設定が完全にシロになる予感。

(※2)
そうだよなー。もう完全にそういう設定だよな、これ、うん・・・。いや俺も大好きだけどさ、公式設定として扱われるともにょるのは確かなんだな。

(※3)
今回のパーフェクトファイルにはありませんでしたが・・・
近年、通常のイフリートも二刀流とされることもあるけど、それは本来間違い。
体感的には、ジオノグラフィでヒートサーベルが2本付属していた事から、それ以降カードゲーム系のイラストで採用され、設定として広く認知されていった感じがあります。
あれは玩具的プレイバリューで二本ついてたのに、それが通常イフ二刀流設定として扱われてしまうのは、ちょっとねえ。
言ってしまえばジオノ版イフリート自体が「イフリートVer.Ka」みたいなものなのに、アレが設定として本家にフィードバックされてしまっている。
いや俺もジオノ版イフリート発売日に買ったくらい大好きだし超格好いいし二刀流で飾ると超キまるけどさ、それを設定として扱われるともにょる(本日2回目)のよね。
イフリートが青色に扱われることがあるのもジオノ以降だしなあ・・・。
「GFF、ジオノグラフィからフィードバックされた設定」ってテーマでいろいろまとめてみても、面白いかもしれんね。

・・・似たような例としてフルアーマーガンダムの予備砲身があるけど、あれフィードバックされてたのってGジェネ魂とBB戦士くらいで他には無かったっけか。
・・視点を広げて全ガンダムジャンルの「プラモ・玩具展開からのフィードバック設定」なんての調べてみるの面白いが、さすがにそれは相当骨が折れそうだな。ウチはブルー専門だからやらないけど、誰かにまとめてみてほしい(ウルトラ他力本願)。


◆長年ファンやってるクセに今更思ったこと
・そういえば原作ゲームだと腹部のミサイルって、単に”ミサイル”だったよな。若干の誘導性はある、と解説されてはいたけどコレが”有線ミサイル”ってちゃんと明言されたのは小説版からだったな。
・よく考えたら1号機と2及び3号機の重量が同じてのはおかしい?宇宙用バックパックの分だけ重量が増すはずだから。2、3号機のスペックは陸戦装備の時の重量ってことになるのか?
全備重量も1,2,3一緒ということは陸戦装備の時の全備であって、宇宙仕様の時の全備重量は不明なまま、ってことかいな?うーん、わからん。

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2012-04-26-Thu 01:53:26 │EDIT
ゲーム雑誌『電撃王』の2002年8月号に掲載された稲垣浩文氏と牛村憲彦氏へのインタビューを紹介。
と言っても、今回はおもにブルーディスティニーに関連する部分の抜粋になりますので、大部分はカットしてあります。
(インタビューの全文はコチラ)になります。

-----

-まず、おふたりが過去に担当してきたガンダムのゲームについてお聞きしたいのですが。
(省略)
稲垣:僕は最初が’95年のPS版『機動戦士ガンダム』ですね。その後はサターンの『機動戦士ガンダム外伝』3部作(’96~)や、PS2の『ガンダム』(’00)など、担当しているのはストーリー性のあるACT系ですね。

-おふたりとも入社当初からガンダムゲームを担当していらしたんですか?
稲垣:いえ、僕は『ガンダム』の前に『スラムダンク』や『セーラームーン』などを担当してきました。当時('90年代前半)、ガンダムゲームは今ほどは売れなかったんですよ。それが、PS版の『ガンダム』で変わりましたね。PSやサターンのユーザーは比較的年齢層が高く、ちょうど”ファーストガンダム”を見てきた世代だったんですよ。PS本体が100万台そこそこの販売台数の時に、『ガンダム』は初回出荷分で30万本近く売れたんですよ。これからはゲームでも『ガンダム』が有力なコンテンツになると、その時確信しましたね。

-32ビット機になってゲームの内容も劇的に進化したと思います。
(省略)
稲垣:ポリゴンが使えるようになったのはインパクトがありましたね。社内でデバッグをしていたら他の部署から次々と人が集まってきて、「オレたちはこういう『ガンダム』を待っていたんだよ!」と、まったく話をしたこともない人から握手を求められたりして(笑)。ポリゴンを使ったことが、ガンダムゲームにおける最大の転換点だったと思います。

(中略)

-おふたりがプロデュースしているガンダムのゲームは、牛村さんがSLG系、稲垣さんがACT系に二分されますが、それぞれそのジャンルへのこだわりがあるからでしょうか?
(省略)
稲垣:一時は毎月のように、いろんなジャンルのガンダムゲームをリリースしていたこともありました。残念ながら売り上げはかんばしくない作品もあったのですが、『ギレン』や『Gジェネ』などのSLG系と、『外伝』や『Zガンダム』といったACT系は突出して売れたんですよ。それで結果的に、最近のガンダムゲームはACT系とSLG系が中心になったと思うんです。

(中略)

-『ギレン』や『Gジェネ』では、いろいろな作品からMSやキャラクターが出演しますが、そこに登場するユニットはどのように決めていくのでしょうか?選択は大変では?
(省略)
稲垣:ガンダムのストーリーは、何月何日にこんなことが起きた、という歴史がしっかりしているんです。アニメ制作のサンライズさんは、その年表のすき間を補完するように『第08MS小隊』などのOVAや映画を作っているんですよ。サターンやDCの『外伝』などでも、シナリオ・プロットの段階からサンライズさんにご協力いただいて、ガンダムの正史と矛盾しないように作っています。

-例えば『外伝』のように、それまでなかったガンダムのエピソードというのは、サンライズさんとのやりとりで作っているんですか?
稲垣:そうですね。企画段階で原案をこちらから出すんですけど、史実とかぶってしまうシナリオはダメなんですね。なので、いろんな資料を熟読したうえで、「この時には事件がないから、こういう出来事があってもいいんじゃないか?」と考えて、プロットやシナリオをサンライズさんのガンダム担当にお話をして、いっしょに内容を詰めていきます。シナリオに関しては共同作業で作って、さらに監修もしていただいて、最終的には正史に盛り込んでいただけえうように毎回がんばっています。

-イフリートのようなオリジナルMSのデザインも、バンダイで原案を出して、サンライズが監修するという形ですか?
稲垣:MSに関しては、すべてサンライズさんに発注しています。ただ、ガンダムタイプのMSを出したい、という要望だけは難しいですね。「ガンダムはアムロの乗るあの1機だけ」ですから。「じゃあ陸戦ガンダムって?」というと、あれはジムのバリエーションなんです。そのため、サターン版の『外伝』では、「陸戦ガンダムを元にして、新しいガンダムを作りたいんです」とサンライズさんにお願いしました。大河原さんにMSのデザインをお願いしたんですが、「ああいいですよ、ミサイルも出しましょうか」と快諾していただいて。実はそれが、ブルーディスティニーの胸にミサイルランチャーが装備された理由です(笑)

-オリジナルMSのアイデアを、ゲーム制作側から注文することはあるんですか?
稲垣:それは当然ありますよ。でも、「熱核ジェットホバーをつけたいんですけど」と言ったら、「それはドムだけなのでダメです」ということもありました。設定上の制限があるので、絶対に矛盾のない形にしつつ、ゲーム側の要望に近づけていくのが大切なんです。例えば『外伝』のオリジナルMS・イフリートの型番はMS-08で、実はグフ(MS-07)とドム(MS-09)の間を埋める形になっています。-キャラクターデザインの場合は、どのように進めているんですか?
稲垣:そのあたりも全部、サンライズさんとの共同作業ですね。『外伝』の場合は土器手司さん(注:アニメーター)にお願いしました。
(省略)

-ゲーム中のアニメムービーや、CGムービーも同じようなスタイルで?
稲垣:そうですね。こちらで描いた絵コンテを、サンライズさんに監修していただいています。
(以下略)



------
補足
>実はそれが、ブルーディスティニーの胸にミサイルランチャーが装備された理由です(笑)
これについては、ブルーの設定資料集にてもう少し詳しく語られています。
いわく、大河原氏へ「一人称視点のゲームゆえに武器が見えないので身体に付いていたほうがいい」とオーダーし、「陸ガンのボツ案でミサイルが胸についたものがあるが、それを使っても良いですか?」と返答されたので「どうぞどうぞ!」という事があったそうです。



・・・『ガンダム外伝』製作のウラ話、なかなか面白い話を聞くことができました。



その他、稲垣氏へのインタビューは以下のリンクに。
ガンダムCGワークス GUNDAM DIGITAL ARCHIVES(1997)
1996年東京おもちゃショー関連

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2012-03-05-Mon 02:08:31 │EDIT
※記述と写真を幾つか訂正しました



時には昔の話を。


先日、古本屋にてこんな雑誌を発見しました。


1996年にメディアワークスより刊行されたゲーム雑誌「電撃SEGA EX」の創刊号。
表紙にあるゲームタイトルに時代を感じます。
(8月号、とありますが巻末によると次号発売日が7月22日、とあるので創刊号自体は6月に発売されたものと思われます)

当時の東京おもちゃショー(※1)で発表された新作ゲームの特集があり、その中に「機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー」がありました。
開発時の画像やインタビューなど、なかなか興味深い記事だったので、今回はそれを紹介したいと思います。



-----
※以下、実際に発売された「戦慄のブルー」を「製品版」と呼びます。




特集は4P。
おもちゃショーで公開されたバージョンのROMより、ドムやハイゴッグのモーション紹介、独自のゲーム分析、インタビューが掲載されています。

以下、掲載されたゲーム画面より興味深い点を幾つか。


◆コンソール初期案

まず面白いのが、2種類のゲーム画面。
製品版でのゲーム画面は

このようなものでしたが、おもちゃショーで発表されたものは




こんな感じになっています。コンソール類が違いますね(写真がちょっと見難いですね…すいません)。

1枚目…
右上にロックオンのON/OFFを表すと思われる表示。
左上にはブースとの表示。
中央、横長の長方形に「SP.GUN」とあります。これはビームスプレーガンのことだろうか(まあ、構えてる得物は違いますが)?
長方形はそのエネルギーゲージかな?
その下には「ALART」の表示もありますね。
縦のゲージは耐久値っぽいですね。

2枚目…
ずいぶんとスッキリしています。
左上に何やら表示が。ただの演出でゲーム的な機能は無さそう?
右下にステージマップがあります。
目を引くのが、画面に映る、銃器を構えるジムの左腕。これは製品版にはありませんでしたね。
そして気になるのが、その得物。製品版ではジムコマンドが持つマシンガンが描かれていましたが、これは少し違う。
この形、仮のものだったのかな?とりあえず思い当たるフシといえばジム寒冷地仕様が持ってたマシンガンがこれに近いか…?
ビームスプレーガンと思わしき表示といい…もしかして、当初は武装変更ができる予定だったとか?

まあ、いずれにせよ、これらが洗練されて製品版の仕様になったのでしょうね。


---
◆悲しきリストラ

プロモーション用と思われる、ジオン軍のシーンが2点。

森林。
製品版には森林ステージはありませんでした。
当初はMSを隠すほどの森で相手を探って戦う、というシチュエーションが想定されていたのでしょうか。


荒野。
製品版にも荒野はありましたが、この写真のような高低差はありませんでした。
また、ガウとマゼラトップが映っているのが面白い。
…が、残念ながら製品版で両機は登場していません。
(※2)

---
◆稲垣氏インタビュー

続いて、当時ゲームのプロデュースを担当した稲垣浩文氏のインタビューを引用して紹介。

-我々電撃SEGA EX取材班は、バンダイの稲垣氏に対して、まず『外伝』の現在の開発状況を聞いてみた。
稲垣「ストーリーはほぼ完成しています。今はそれに合わせて、ステージごとのMSの配置や、分岐の条件等を手直ししているところですね。
実は、ザクなどを見てもらえばわかるんですが、今回使えるポリゴンの数が少なくて、もとのMSを完全に再現できないんです。
そこで、MSのモデルを作る作業を1人のデザイナーにまかせることにしました。そうすることで、『外伝』ならではのデザインの統一感を出そうと思います。
ほかにも「動き」や「フィールド」を作る作業もそれぞれ1人の人間にまかせて、最終的にプログラマーがそれらをまとめあげる、という作り方をしています」


-『ガンダム』シリーズといえば「ニュータイプ」という存在は欠かせない。これは『外伝』にどのように関わるのだろうか?
稲垣「ニュータイプって扱いが難しいんですよ。それに『外伝』は1人の兵士の視点で描かれますから、彼から見て特殊な存在であるニュータイプは、シナリオにはあまり関わらないと思います。そのかわり、敵弾のスピードは早いけど避けられなくはないくらいにしてあります。そうすることで、たとえば敵弾をかわしつつ相手の背後を取ったプレイヤーが「今の動き…俺ってニュータイプ?」と感じられるような、そんなゲームにしたいんです。
そのためにも、敵MSの動きにはとことんこだわっています」


-確かにMSのアクション、とくにハイ・ゴッグの動きにはこだわりが感じられる。
稲垣「ハイ・ゴッグの動きは、OVAの『0080』を見たときから絶対にポリゴンで再現したい!と思っていました。もっとモーションをつけたいぐらいです。あ、でも誌面からじゃわからないですね(笑)。とにかく、一日でも早くユーザーのみなさんに見て、プレイしてもらうためにがんばっています。期待して待っていて下さい」



・気になった点を幾つか…
>分岐の条件等を手直ししているところですね。
もしや、展開に分岐があって複数のストーリーが?
…と思ったんですが、これはおそらく成績によって3巻目のエンディングが変わることを指しているかと。
各巻のデータを引き継いで云々が意外に大変だった、という趣旨の話が別の機会ででていましたので。

>それに『外伝』は1人の兵士の視点で描かれますから、彼から見て特殊な存在であるニュータイプは、シナリオにはあまり関わらないと思います。
ストーリーにニュータイプは大きく絡んでいましたが、ゲームシナリオ的には、確かに大きな関わりはありませんでしたね。
EXAM関連も、ユウ自身にはアルフからの報告が主で、ミッションも「よくわからないが凄いシステム、EXAMを駆使して敵基地を叩け!」とか「敵EXAM研究施設を破壊しろ!」という感じでしたし。
その辺を大きく膨らませ、ユウにニュータイプを大きく関わらせた小説版、漫画版はよく出来てたんだなぁ…と、再認識。

>たとえば敵弾をかわしつつ相手の背後を取ったプレイヤーが「今の動き…俺ってニュータイプ?」と感じられるような、そんなゲームにしたいんです
その真骨頂が外伝2の対イフリート改戦だな…何度も敗北を喫しつつ段々とイフリート改の動きに慣れた後、反射的にミサイル連射を避けつつジャンプ、背後をとって斬りつけが成功した時などアドレナリンがドバドバと(以下思い出語りなので省略)





-----
ところで、今回の記事で面白かったのが、雑誌ライターによる解説。
当時まだ新鮮な技術だった、ポリゴン。
冷静に分析しつつも、「最新技術によるガンダムゲーム」に対する興奮と熱い期待が滲み出ている解説がされていていました。
(特に、グリグリ動くドムやハイゴッグに興奮気味)
その他、コックピット視点でモビルスーツを自分の手でで操作できること。いち兵士として一年戦争を体験できること。『OGS』(※3)という新メディアで展開される新作ガンダムであること。文章の節々から期待感がビンビンと感じられ、、それが何だか微笑ましかったりしました。
(※4)
(※5)




そんなこんなで、『戦慄のブルー、第一報レポート』の、レポートでした。
当時のゲーム雑誌の記事は幾つか保存してあるので、また読み返して、記事にしてみようかな…。



-----
※1
1996年当時「東京ゲームショー」はまだ始まっておらず、新作ゲームソフトの発表は東京おもちゃショーで行われていた。

※2
なお、マゼラ・アタック、マゼラベースも未登場です。
…しかしながら、後の「コロニーの落ちた地で・・・」では分離機構まで見事に再現したマゼラ・アタック、上空を悠々と飛行する巨大なガウが登場したりして、リストラの雪辱(?)を果たすこととなりました。

※3
『OGS』とは、オリジナル・ゲーム・ストーリーの略。0080、08小隊などのOVAシリーズのようなオリジナルストーリーを、ゲームで展開しようという試み。本作『機動戦士ガンダム外伝』にて初めて使われた造語です。
この『OGS』という名称は定着しませんでしたが、そのコンセプトは『』コロニーの落ちた地で…』など、後世の外伝に受け継がれていくことになります。

厳密には、「OVAシリーズのように連作で定期的に展開されるゲームである」ことがOGSの定義になります。
そういう意味では単品で完結している以後の外伝シリーズは完全にコンセプトを引き継いだ、とは言えませんが…
この辺の話はいよいよ脱線になるので、またの機会に。


※4
プレイステーション版の「機動戦士ガンダム」でも同様の期待はあったのではないでしょうか。機会があれば、その当時の記事など漁ってみたいですね。

※5
期待の高さゆえか「こんなことが出来そうだ!」といった、ライターの予想が幾つかありました。
例えば、『建物の上から周囲の状況を確認』『ビルの合間から狙撃』『ミッションの遂行内容によってストーリーが変化』など。
実際の製品版ではこれらが実現出来ているとは言いがたかったですが、後年のガンダムゲームではどれも実現できていますね。
何とも感慨深いです。





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2011-11-10-Thu 01:18:44 │EDIT
『GUNDAM PERFECT FILE』No.7に、ブルー2号機と3号機が登場しました!


基本的な設定は押さえているので資料としては無難、取っ付きとしてはこれで充分…といった印象でした。あと、簡単ではあるが陸ガンとの違いを押さえていたのが個人的に好印象。

で、まあ、気がついたところを幾つか。本っっっ当に些細なことなんですけどね。


---
◆機体の英字表記
”BLUE DESTINY UNIT2”、”BLUE DESTINY UNIT3”とあり。
”UNIT”表記が定着しているようですね。

◆スペック
全高について。
今回はは全高表記無し、頭頂高表記で18.0mと表記がありました。

一応補足しときますと、設定資料集では頭頂高表記のみで18.0m、
GFFでは”HEIGHT:18.5m”、”HEAD HEIGHT:18.0m”と表記あり。
HGUCだと全高18.5m(及び、TOTAL HEIGHT:18.5m)と表記があり、頭頂高の表記はありませんでした。
(※余談1)

重量は52.8t、全備重量73.0tと表記あり。
これはどの媒体でも変わりませんが
全備重量の初出はGFF、続いてHGUCに表記がありまして、設定資料集にはありません。
ですので、全備重量の数値はGFFかHGUCから引用したものと思われます。
…それなら全高の数値も引用しちゃって良かったのにね。

ジェネレーター出力、スラスター推力は不明となっており、これはまだどの媒体でも表記された事が無いようです。

◆彩色
掲載されたカラーイラスト、セル画みたいな着色とでも言うべきか、いわゆるアニメ用設定画のような彩色がされてますね。これは初めて見ました。

今回のために改めて彩色を施したと思われます。
よく見かけるカラー設定画にはテカりがあるので、今回のものとの違いは一目瞭然ですね(同ページに2号機ニムバス仕様のカラー設定画があるので比較できます)
あ、あと影の付き方も微妙に違うので比べてみると面白いですよ。
(※余談2)



◆武装
陸ガンとほぼ共通の装備として紹介(胸部バルカン等、内蔵火器は”構造”の項目にて言及)。
設定画も陸ガンのものを流用してます。
ビーム・サーベルラックについても言及していますが、こちらは08小隊の劇中シーンを引用しています。
ここは、設定資料集だと陸ガンの脚部サーベルホルダーの画を使って説明していましたね。
陸ガンとは形状が違う箇所であるため、陸ガン設定画からの引用は無理がある…という判断でしょうかね。
(いっそ漫画版から引用してフロントアーマーのボックスから出すって設定を強引に公式化して…ゲフンゲフン)

◆関連ファイル
関連として陸ガン、陸ジム、イフリート、ブルー1号機、イフリート改があり。
メカニックファイルへの関連のみで人物、ワールドガイドへの関連はありませんでした。
と、いうことはブルー関連は、あくまで機体のみということか。ちょっと残念。
ま、機体だけでも取り上げられて御の字と思うべきかな。


◆その他
”第11機械化独立混成部隊”、”モルモット部隊”といった記述はありませんでした。
ブルーの設定資料集を参考ににしつつスペック関連を他媒体から引用、あくまで基本のキホンをまとめるため小説版と漫画版からの引用をしなかった…って感じかな?
この辺、ブルー1号機の時はどうなるんだろうか?



-----
特に真新しい情報が無いのはちょっと残念でもあり、安心したところでもあり…。
これを機に全ての設定を再構成、決定版を作っても良かったのではと思いつつ、そこまで求めるのも酷ですよね。

残る外伝系機体を楽しみにしつつ、今回はこの辺で。
ブルー1号機の時はカッチョイイ描き起こしイラストで表紙に登場してくれよ!



※余談1
この0.5mの違いは何だろう?
頭頂高がトサカ部までの高さとして、全高はアンテナ含む高さ…ってことで合ってるかな?

※余談2
気になったといえば、設定画ではバーニア内部の色がオレンジだったものが、パーフェクトファイル版だと黄色になっているところでしょうか。
着色ミスかな?まあ、新鮮な印象なので、これはこれで。
ただ、ブルー3号機のバックパック、下部バーニアの付け根の塗り忘れっぽい白だけは、

どうしても気になってしまう…。
ブルー1号機もセル画調着色になるんだろうね。ガンプラビルダー版と比べてみても面白いかも。




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自己紹介:
「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

過去記事のは「カテゴリー」の「記事インデックス」、もしくはそれぞれの項目を参照。セガサターンソフト「機動戦士ガンダム外伝」の情報及び過去のブルー関連フィギュア、カード(2004年頃まで)についてはHP:蒼色一号を参照のこと。
メール:tdfuh1abg@hotmail.com(@は半角)
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