忍者ブログ

機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

2024.03┃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
HOMEブルー・雑誌記事の記事
2024-03-29-Fri 02:14:20 │EDIT
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011-10-13-Thu 01:46:31 │EDIT
今回は、かつてバンダイより刊行されていた情報誌「B-CLUB」に掲載された、機動戦士ガンダム外伝の特集について。
先日紹介した本「ガンダムCGワークス」にも収録されたイラストを主に紹介したいと思います。

---
まずはこちら

B-CLUB96年10月号 VOL.131
96年9月25日発売

表紙は天空のエスカフローネ。今となっては懐かしい。
ガンダム的には、機動戦士ガンダムXが放送中だったり第08MS小隊のOVA第3巻の発売を控えた頃でした。

表紙の見出しにて「蒼い悪魔ブルーディスティニー」と紹介されているあたり、
初期のまだ設定が固まっていない感が伺えます。


イラスト:安城義治
満月をバックに立ちはだかるブルー1号機。
注目すべき箇所、やはりブルー1号機のゴーグルが赤い事ですね。
記事では、ゴーグルが赤い理由は語られていません。


ゲームの設定が確定する以前に描かれたイラスト、と考えるべきだろうか?
これも漫画版ブルーのように、ボツ設定だったものが生き残っていた例の一つ…ってところでしょうかね。

その他、気になる点といえば基本装備のジムが描かれていること。
外伝1でユウ達の乗機はジム・コマンドでしたが、キービジュアルでは通常のジムが描かれており、
その装備は100ミリマシンガンと陸戦型ガンダムや陸戦型ジムが使用していたシールドでした。
*

B-CLUB掲載のジムは、いわゆるジムの基本装備であるビームスプレーガンとシールドを装備。
これも初期の設定が固まってなかった頃ゆえか、それとも単にイラストの発注にて細かい指定がなかったからか…
まあ、これはこれでちょっと新鮮な構図ではないかと思います。

あとブルー1号機の型式番号がが「RX-79BD」となっています。この辺もまだ設定が固まってなかったからでしょうね。

---

B-CLUB96年11月号 VOL.132
96年10月25日発売

表紙は超者ライディーン。
(当時、勇者ライディーンファンの友人が何やら怒っていたような気がするがそれも良い思い出)


イラスト:安城義治
ジオン軍の基地にて膝を付くイフリート改。
中央のザクは08小隊に登場したバージョンと同じですね。(今じゃJC型なんて呼ばれてますが)
左端には、同じく08小隊版ザクタンク。


イフリート改は頭部が大きいですが、いくらなんでもコレは大きすぎな気が。


軍服を羽織るニムバスという、ちょっと珍しいイラスト。
色が連邦っぽいけど袖にちゃんとジオンの階級章がありますね。
ってこの階級章、少佐じゃね?確かニムバスは大尉だったはず…。
あれ?でも漫画版では少佐だったよな。漫画版との奇妙な一致がまた一つ。
と、いうわけでニムバスは初期設定では少佐だった説をブチ上げてみるテスト。





-----
外伝3のイラストは、どうも存在しないみたいですね。残念。
それにしても、赤いゴーグルの1号機のイラストが気になる。
バンダイのお膝元な雑誌だけに、何かヒントになる情報があると思ったのだが…

拍手[0回]

PR
2010-01-17-Sun 02:15:10 │EDIT
ガンダムエースで連載された明貴美加によるMS少女の画集が発売するらしい。
と、いうことでスクラップファイルからブルーのMS少女を引っ張り出してみた。


ガンダムエース2005年12月号(No.040)より。

当時のコーナー名は「GUNDAM FIX GALUTION」
(現在は「Mobile Suit Girl」いつ頃変わったかはシラネ)
ガンダムフィックスフィギュレーション(以下GFF)やジオノグラフィで登場する機体を
明貴美加がMS少女にアレンジ、といったコーナーのため
その意匠を取り込んだMS少女が描かれました。
(吉崎観音がたまに描いていたこともあったような…グフカスタムとか)

写真のイラストはGFF版ブルーディスティニーの発売に合わせて描かれたもので、
各パーツデザインもやはりGFF版ブルー1号機がベースになっています。


-----
えー、去年よりUPしていました
千葉智宏短編小説の紹介記事を書きたかったのですが
年末大掃除以来、攻略本が行方不明なので
再開は見つかり次第です。
スイマセン…

拍手[0回]

2008-04-26-Sat 01:45:08 │EDIT
今回はGAME'S MsVよりイフリート改を紹介。




ガンダムエース2006年2月号より。

紺色のイフリート改と対照的に明るい配色(発熱状態でないのに)のヒートサーベルが目を引くイラスト。暗い配色であるいつものイフリート改とは違った新鮮な印象を受けます。
今までのイフリート改のイラストでは灰色など暗い色のヒートサーベルだったが、なぜこのイラストではそうなのだろうか?

イフリート改のヒートサーベル自体に明確な設定は無いが、ベース機となったイフリートと同じものを使用していると考えるのが自然である。そしてそのイフリートの使用していたヒートサーベルが、このイラストと同じくカラフルなものだったのだ。


見にくい写真で申し訳ない。こちらはCROSS DIMENSION0079の攻略本に載っているイフリートのヒートサーベル。鍔(つば)が赤色。そして発熱状態ではないが色は黄色のため明るい印象を受ける。おそらくこのイラストのヒートサーベルは、これを参考にしたと思われる。

イフリートの場合も、イラストで描かれる時はヒートサーベルは発熱状態で描かれ、剣自体も灰色で描かれることが多く設定画のようにカラフルに描かれることは少ない。そのためこのイラストが新鮮に見えるのだろう。

また、原作ゲームにてイフリート改のヒートサーベルはポリゴン数の都合のためか鍔と柄頭(つかがしら)の丸い部位が省略されていた。イラストで描かれる際は、そのヒートサーベルが描かれることが多く、これも新鮮に見えた要因だろう。
(…といっても新鮮に見えたのは僕の主観になりますが)

-----
解説文は、やはり「宇宙世紀上の資料(記事)」風な文章になっています。
※『』内は記事引用
『地球連邦軍は、ジオン軍の新型兵器や軍内部の状況を推測するために前線からの情報収集の他にジオン国内からのニュース映像(※余談1)や出版物も利用していた』
『戦後、それらの資料の一部は地球連邦軍から放出され、その中に眠っていた書籍「人類は”EXAM”になれるのか」と共に見つかった、この写真に映るモビルスーツはイフリート改と呼ばれる機体であった』
『イフリート改は、YMS-08Aとグフの改造機MS-07C-5等の流れを汲むイフリートにEXAMシステムを積み込んだ実験機だったようだ。』

引用二つ目。『放出され~』のくだりは「EXAMレポート」(※解説1)にあった情報開示を指すと思われます。また、「人類は”EXAM”になれるのか」はクルスト・モーゼス博士が連邦に亡命する以前に出版した、独自のニュータイプに関する持論をまとめた本である。

宇宙世紀上のあらゆる公式記録記録から抹消されたとされるEXAM事件を、どうやって「宇宙世紀上の資料(記事)」として書くか?前回はジェシカ・ドーウェンを絡ませましたが、今回は引用一つ目のような設定にすることで解決したようです。
(そして、設定では古本屋の奇書扱いだったとされる書籍「人類は”EXAM”になれるのか」を資料として登場させるにあたり、引用一つ目も書き方は上手いと思う)

引用文三つ目。イフリートの開発経緯について、他のモビルスーツほど細かいな設定は無い。同じ型番ということでYMS-08A(高機動試作機)に絡ませた考察はよく見かけるが、さらにMS-07C-5(グフ飛行試験型)の存在についても言及しているのが興味深い。

ブルー関係のGAME'S MsVは以上です。

-----
※余談1
ニュース映像といえば、MSIGLOOのヅダのニュース映像なんかがありますね。引用一つ目はそれも意識して書かれたんでしょうか?

※解説1
前回の解説にもありました、ブルーの設定資料集に収録のジェシカ・ドーウェンによるEXAMに関するレポートです。

-----
記事確認しようとブログを開いたら700ヒットのキリ番をとっちまった。500の時もそうだった…。自分でキリ番踏むと妙にへこむorz

拍手[0回]

2008-04-21-Mon 01:27:51 │EDIT
前回の続き。
以前も書きましたが、「GAME’S MSV」ではガンダム系記事でお約束の”宇宙世紀上で存在する資料、もしくは記事”といった形の解説を行っています。今回紹介するブルー2号機&3号機の記事はその点で非常に面白く書いていますので、その辺りも紹介してみたいと思います。


※『』内は記事引用

『上記の写真は、「蒼い死神」(’02年7月号掲載)と呼ばれたMSの資料とともに、ジャーナリストのジェシカ・ドーウェン氏のもとへ送られたものといわれている。』
『一見するとガンダムタイプ同士の模擬戦を撮影したように見えるが、これは立派な実戦途中のものだ。』
(中略)
『二つの機体は、お互い惹かれあうようにルウム宙域で遭遇し、両機とも常人離れした性能を発揮したものの、双方この宙域で失われている。余談だが、生還したユウは0093年の「シャアの反乱」にも参戦し、この時と同じ風景を見たようだ』


※ジェシカ・ドーウェン初期設定ラフ画

ジェシカ・ドーウェン。彼女はブルーの設定資料集にて、戦後にEXAM事件を追うジャーナリストとして登場しました。その中で「謎の人物からEXAMに関する資料が匿名で届けられた」という話があり、上記の記事はその辺りを絡ませて書かれたものです。(※解説1)

ガンダムの解説でお約束の”宇宙世紀上で存在する資料(記事)”といった形で解説文を書く場合、例えばファーストガンダムやZガンダムの場合は、劇中でも大きな戦争であったため、現実のそれと同じように多くの記録・資料が残っていると考えるのが自然である。そしてそれを後年の歴史研究家による記述として、解説文を書くことができる。(※解説2)

しかしEXAM関連の事件の場合、地球連邦軍の公式記録からは完全に抹消され(※解説3)、ジオンのEXAM研究施設もユウの手によって完全に破壊されてデータは残っていません。
そういった背景がある出来事を”宇宙世紀上で存在する資料(記事)”として書く場合、どうしたらよいか?
その答えの一つが「ジェシカ・ドーウェン」を引き合いにだすことではないでしょうか。
EXAM関連事件を追った唯一の人物である彼女のレポートをもとにして書かれた、とすることで自然に宇宙世紀上に存在することができ、そういった意味でこのGAME'S MsVで書かれた記事も非常に上手い形で書かれていると思います。
-----
引用文二つ目。個人的には、こうした表現がいかにも”らしさ”を出していて好きですね

-----
引用文三つ目。この中の『この時と同じ風景』は、0093年という記述から小説版で落下するアクシズに取り付いた際に見たニューガンダムから発する”蒼い光”とニムバスとの最終決戦後にユウが見た”蒼い宇宙”がそれにあたると思いますが、この記事ではその辺が書かれていないため、いささか唐突な印象を受けます。
…ここからは勝手な妄想になりますが、この”蒼い光景”を見たのはユウ自身であるため第3者がそれを知るはずがありません。あるとすれば、ユウ自身が誰かに語ったことになります。さて、一体誰に語ったのだろうか…?それは、他ならぬジェシカ・ドーウェンではないだろうか。(※解説4)彼女は戦後EXAM事件を追ってかつての関係者を追いましたが、そのほとんどがまだ軍属であったため接触できず、唯一、退役してサイド6にいたフィリップに接触するも取材には応じられませんでした。しかし、U.C.0093の第二次ネオジオン抗争の数年後にユウは軍を退役。その退役したユウに取材を申し込み、その過程で知りうることができたのではないだろうか。
(とはいえ、もともと無口で寡黙な性格のため家族・友人にすら話さず墓場まで持っていきそうな気もしますが…)

-----
ブルーディスティニーシリーズに関しては、以上です。イフリート改も掲載されたことがあるので、それはまた別の機会に紹介したいと思います。
また、設定資料集のジェシカ・ドーウェンのレポートについても、いずれ詳しく。

----------
※解説1
彼女の書いた”EXAMレポート”は軍のチェックに引っかかり、連邦軍広報課の保管庫に”ゴシップ記事”とランク付けされて眠っていた。しかしU.C.0088年のティターンズ崩壊に伴う情報公開により一部の資料が公開。その中に、このレポートがあったという設定になっています。
当初、原作ゲームは彼女の書いた報告書という形で進行される予定でした。それがボツになり、設定資料集にて日の目を見たという経緯です。
また、レポートはいわゆる「戦場の都市伝説」として語り継がれた”蒼い死神”の正体を追うといった形で書かれており、なかなか読み応えがあります。

※解説2
わかりやすい例としては、最近までデアゴスティーニより出版されていた「週刊ガンダム・ファクトファイル」に掲載された記事がそうであろうか。特に「宇宙世紀ガイド」「歴史フォーカス」「MS運用理論」などのコーナーでは後年の歴史研究家の記述風に解説に加え、ライターの名前と年まで記載されていれる。
例えば、宇宙世紀0079の大西洋での戦闘に関する記事の文末に『ドネル・マクドネル U.C.0098』といった感じです。

※解説3
デラーズ戦役も同じく連邦公式記録から抹消されたとなっています。しかし「あれだけ大きな事件の記録のすべてを抹消仕切れなかった」「戦後数十年たって情報開示が行われ~」といったお題目で解説されることが多くあるようです。

※解説4
設定資料集によるとジェシカ・ドーウェンはU.C.0090年頃は行方不明となっています。妄想を膨らませますと、ティターンズの横暴を暴こうとして拘束されそうになり、行方をくらませたとか?その際に同じくジャーナリストのカイ・シデンと協力してキリマンジャロで旧ジオン派と(以下妄想が飛びすぎたため省略)

拍手[0回]

2008-04-18-Fri 20:03:01 │EDIT
月刊ガンダムエースにて連載の「GAME’S MSV」より、ブルーディスティニー2号機&3号機を紹介します。


こちらはガンダムエース2003年10月号に掲載されたものです。
(スクラップする時に失敗して端が破れました。アホです)


2号機と3号機がビームサーベルで鍔迫り合いをする非常に格好いいイラストです。よく見ると、コックピットハッチから首の襟につながるあたりがアレンジされて描かれています。
そして、3号機といえば「”ブルー”って名前なのに青色じゃない」なんて言われますが、このイラストではボディをはじめ各部が青色になっているのも面白い。そして、ブルーの宇宙仕様の特徴の一つである宇宙用バックパック。これは通常の地上用バックパックの上にかぶせて取り付けられますが、機体色が青のため灰色の地上用バックパックが明確に色分けされて見えます。

(一般的によく見かける公式イラストはボディは”濃い灰色”で塗られているため”ブルー”といったイメージは薄くなってしまうのかもしれません。しかしゲーム説明書などに載っている同時期に描かれたブルーのイラストでは”青色”だったり”紺色”だったりするので、ゲーム開発スタッフとしてはブルー3号機は”青”、もしくは”紺色”という設定だったかもしれません。…余談が長くなったのでこの話はまた別の機会に)

あ、EXAM発動中なのに目が赤くない!
(と言いつつ、EXAM発動中に目が赤くなるという設定がそもそも…。…これも別の機会に)

ページ中段。各機体の英語表記が”BLUE DESTINY 2””BLUE DESTINY 3”となっています。現在では”BLUE DESTINY UNIT 2”と、”UNIT”が付いています。これはガンダムフィックスフィギュレーションでブルーが発売された際に付いた表記で、それ以降定着したようです。この記事が掲載された当時は、まだ発売されていませんでした。
(余談ですがこの記事と同じ号に、以前書いたコラム、「唸れ、サプレッサー!」にて紹介しましたアプルーブド・ガンダムの広告が載っていました)


-----
それでは本題の、解説文を紹介…したいところですが、ちょっと本文に書きたいことが長くなりすぎてまとまらなくなったので次回持ち越しします。スイマセン。

拍手[0回]

カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
[12/26 byg改めVIE]
[11/14 NONAME]
[09/13 アスパラgas]
[03/03 T田中]
[01/14 早起きさん]
最新TB
プロフィール
HN:
シダ
HP:
性別:
男性
自己紹介:
「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

過去記事のは「カテゴリー」の「記事インデックス」、もしくはそれぞれの項目を参照。セガサターンソフト「機動戦士ガンダム外伝」の情報及び過去のブルー関連フィギュア、カード(2004年頃まで)についてはHP:蒼色一号を参照のこと。
メール:tdfuh1abg@hotmail.com(@は半角)
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
フリーエリア
忍者アナライズ
フリーエリア
Powered by 忍.jp Design by Alphaあるふぁ
Copyright © 2006 Blog蒼色一号 Some Rights Reserved.
http://blue01exam.blog.shinobi.jp/Category/8/2/
忍者ブログ[PR]