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機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

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2024-04-27-Sat 13:33:36 │EDIT
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『MS BOYS』2巻発売!

2010-10-27-Wed 01:56:30 │EDIT
MS BOYS-ボクたちのジオン独立戦争-
(漫画:高山瑞穂 シナリオ:乾直由)
2巻が発売!

---

表紙


オビ付き表紙



裏表紙
(オビ裏はキャンペーン告知なので省略)


カバーイラスト全体


カバーを外した状態、表





ジオン側の視点である本作において、ブルー1号機は
大いなる脅威として描写されています。
それに倣って、表紙のブルー1号機も禍々しく描かれている印象を受けます。
---
連載時のオマケコーナー、前線抄史は形を変え、
「ジオン独立戦争CHRONICLES~重力下の少年兵行軍記」として
時代背景、機体解説を中心に4Pを書き下ろし掲載。

本編のおおまかな流れはガンダムエース掲載時と同じです。
全てを確認したわけではないですが、
コマごとの細かい修正、加筆は今回もアリ。
最終回は雑誌掲載時の終盤の構成を変え、
実質4P分の描き起こしがありました。

最終回の詳しい解説はネタバレになるので、
表示を反転して記述します。
(画像はサムネイルのみですが表示されるので注意。
 また、ケータイからの閲覧だと文章の反転は関係なく
 問答無用で表示されるので要注意)

---

※本誌掲載分
このシーンより前2ページを後ろに配し、描き起こし4Pを加えた構成。
最後のクルトのモノローグも、若干構成を変えてそちらで書かれています。
クルトらのザクタンクはブルーと対決。敗北するも、全員生存。
最後は横転したザクタンクを起こし、
一矢報いるように発砲して終わります。

物語の終盤で、クルトは「勝ち負けでなく、独立の意思を示すことが、挑むことが大切だった」
という結論をだしています。
ブルーに敗北し、倒されてもなお立ち上がり
自らの意思を示すラストシーンは
そのクルトの結論を象徴づけているように感じらます。
「ブルーが勝利することが決まっている勝負に、どう意味を持たせるか?」という試みが
高山氏、乾氏にあったとするならば、それは成功しているといえよう。

雑誌掲載時の、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドを回避し
ブルーとの決着が描かれている事、
やはり駆け足気味にはなったが描き起こし分で
テーマを消化していた事が好印象でした。

そのほか、描き起こしで気になったところをいくつか。
◆ザクタンクのモニターに映るブルー1号機。

よく見るとヒートサーベルを持つイフリート改の姿もあります。

◆銃口越しに見えるブルー1号機。

ビームサーベルの切りかかりをしているということは、漫画版ブルーの
クライマックスのシーンとリンクしてるのかな?

※画像は漫画版ブルーより

この後、クルトはブルーに対し発砲します。
果たして、彼の意思を込めた弾丸はブルーに届いたのだろうか…?
そんな妄想が刺激されます。

◆雑誌掲載分への加筆、

このコマによく似た一コマが漫画版ブルーにもあります。


※画像は漫画版ブルーより
こちらです。
こういった、さりげないリンクが漫画版ブルーのファンとしては嬉しいところ。

…まあ漫画版ブルーとのリンクでは、
一連の出来事としては厳密には繋がらない箇所もありますが、
そんな細かいことはどうでもいいんですよ。
(例えて言うなら…
 映画のバックトゥザフューチャーの2で
 1と同じ出来事を別の角度から描いてるシーンがたくさんあったけど、
 よく見ると繋がらなかったり細かいところで違う箇所ってあるでしょ?
 でも映画の面白さでいえば、そんな細かい事はどうでもよくなるでしょ?
 そういうこと。


 …うーん、自分で言ってて上手く説明できたかわからん)

---
その他、気になったところをいくつか。
◆ブルーのデザイン
カバーを外した表紙のブルー1号機には、体のバランスや細かい意匠など
HGUC版のデザインを反映したような印象を受けます。
表紙ではドムに隠れてしまったので
何かの機会で全体をカラーで見てみたいですね。

ところで、MS BOYS版のブルーは本編中で
HGUCっぽかったり、設定画っぽく描かれたりと
まちまちでした。
(見分ける一番わかりやすいポイントは
 膝と膝関節の接続部付近の形状だったりする)
その辺も別の機会に洗い出してみたいと思います。
いや、洗い出したからどうってことはないけど
単純に気になったので。

◆柱の煽り文
それにしても、雑誌掲載時の柱のアオリ文は酷い。
『いつだって4人一緒、今できることを精一杯やるのが「MS BOYS」!!』
って、なんやねん。
このせいで萎えてしまった最後の締めですが、
単行本では当然ながらこのアオリはなく、クルトのセリフも加わったので
同じシーンでも非常に格好良くなりました。

-----
打ち切りは非常に残念でしたが、
単行本の描き起こし分で、投げっぱなしエンドではなく
物語として一つの決着が着けられたことは嬉しい所。
連載時のラストを残念に思った方は、是非単行本を購入して
そのラストを自分の目で確認して欲しいです。

高山先生、乾先生、ありがとうございました。
次回作、期待しています!

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「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

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