忍者ブログ

機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

2024.04┃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
HOME[PR]ブルー・NEWSガンダムエースNo.100にドルメル登場!

[PR]

2024-04-20-Sat 18:24:51 │EDIT
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ガンダムエースNo.100にドルメル登場!

2010-11-06-Sat 00:52:50 │EDIT
今月のガンダムエース(2010年12月号)は
通巻100号記念ということで記念企画が盛りだくさん。
未公開資料やインタビューを満載した付録も付いて、かなり読み応えアリです。
その中から、当ブログ的に注目したい所をいくつか紹介。
今月号発売から結構経ってるけどそんなことはキニシナイ。

◆ドルメル登場!
ゲームMSVのコーナーに、なんとあの幻のMS、『MS-19 ドルメル』が登場!

※モザイクかけて紹介。本誌を買ってその目で確認するのだ!

何気なくゲームMSVのページをめくったらドルメルだったので盛大に吹いた。
全くの予想外。なんというサプライズ。
どんな奇跡だこれは!?
イラストも超カッチョイイし!
正直、今月号ではこれが一番嬉しかった!

初出のアーケードゲームに登場して以来、
あらゆる媒体でスルーされ続けた機体がまさかこのタイミングで日の目をみるとは。
通巻100号目という記念すべき号で…!

んで、こんなに格好良く描いてくれた
素敵イラストレーターさんは誰かとチェックしてみたら
糞ボルト(フンボルト)さんだったんで二度吹いた。

もう7~8年前になるだろうか?
かつて2chの某スレでUPされた糞ボルトさん(当時はHN違ったっけ)の
描いたドルメルを一目見た瞬間に心を鷲づかみされた自分としては
なんともいえない感慨に浸ってしまった。
(つーか自分はアーケードの頃から知っていたわけではないので
 自分の中ではドルメルといえば糞ボルトさんが原点みたいなもん)

解説には、ちょっと面白いメタな仕掛けが。
今号掲載のドルメルは、一年戦争終結から14年後に連邦軍情報局から公開された
写真という体で、解説の締めは
『情報解禁となって十六年経った現在でもドルメルについての情報は乏しく、
 未だ幻の機体として語り継がれている』とある。
つまり、
 一年戦争終結…U.C.0080
 十四年後…U.C.0094
 さらに十六年後…U.C.0110

そして、宇宙世紀でなく我々の生きる現実での出来事だと
 機動戦士ガンダムの放送終了…1980年
 ドルメルが登場するアーケードゲームの稼動…1994年
 その十六年後…2010年

さあ、 皆さんはもうお気づきですよね。
現実に辿ったドルメルの変遷を宇宙世紀の出来事としてもシンクロさせているのがわかります。
公式からの情報が殆どなく、常にスルーされ続けるドルメルの不遇な状況を逆手にとった
なんとも心憎い演出でした。
…いやまあそこまで意図されたかどうかはわからないけどね。
とにかく俺に良し。


◆『MS BOYS』の紹介コーナー『前線抄史』
単行本2巻発売記念として『前線抄史』が2P掲載。
興味深かったのは、一年戦争当時のキャリフォルニア・ベースの変遷史。
公式設定に加えてMS BOYS、ゲーム版ブルー及び漫画版ブルー、コロ落ち、ジオニックフロント、連邦愚連隊、水天の涙、
さらにはトリヴィアル・アペレーションの設定を時系列に並べた年表形式で、簡潔ながらまとめられていました。
(トリヴィアル・オペレーションについて自分は詳しく知りませんが、
 「マレンコ小隊」でググったらそのように出ていたので、そう記述します)

キャリフォルニア・ベース関連はこれまでいろいろと設定が追加されていたので、
こういったまとめはありがたいです。
あくまでMS BOYSの1コーナーであるため詳細なまとめがされていたわけではないので、
別の機会で、もっと煮詰めた年表を期待したいところです。

…正直なところ愚連隊設定はどこまで公式か?(撤退派と抗戦派、偽ガルマ事件など)、
MS BOYS及び漫画版ブルーの設定はどこまで公式か?は、ちょっと難しいところですが。
(設定については、このコーナーもデータガンダムと同じスタンスなんでしょうかね)

そういえば今気づいたけどキャリフォルニア侵攻軍が北軍、南軍に分かれてたのって
MS BOYSが初出の設定?
これを愚連隊設定に当てはめた場合、ザンジバル爆弾の脅威にさらされてたのはどっちになるんだろうか。
北軍を描写したMS BOYSでその辺はスルーされてたから南軍ってことになるのか?
この辺は一考の余地アリかも?


◆カタナ
ユージVS若のガチバトル!
ユージが暗黒面に落ちた理由が語られました。
ちょっとアッサリした感はありますがユージが正気に戻って良かった。
(タラの件は非常に残念でしたが…)
でも、愚連隊のラストでサキが「今度は私が彼を救う番だ」とあったので、
彼からのアプローチも欲しかったところ。その辺は今後に期待か?
あと妖刀システムってEXAM設定と強化人間設定の間を繋ぐ感じがするのが気になる。
システム開発にアルフが関わってたら面白いかも。

と、いいつつ。
『実は残されたEXAMシステムが存在して、それをベースに開発…』ってのはナシで。
EXAMシステムは完全に消滅した、ってのは
ブルーのストーリーにおいてとても大事なことだと思うので
そこだけはいじらないで欲しい。
…と、ありもしない仮定に対して勝手に願望を言ってみる。
(妖刀システム自体が既にEXAMっぽいけど、
 そもそもEXAM自体が割とよくあるパターンなので、
 関連はないかもね。まあ、妄想するだけならタダですから)
 
次回は量産型ビグザムを相手に二人の共闘!?
こいつはDEADだぜ!


◆三国伝
最後の最後に、鎖に繋がれた罵騰ブルーが登場。
「戦いを求める魂の叫び」、紅目の兆候。
これは次号で大暴れか!?

◆我が名はアナベル
1P。2ネタ掲載。
順調に載ってるあたり、好評なんだろうか?
掲載は嬉しいけどちょっとパワー不足を感じるので今後に期待。
あと柱のアオリが毎回地味に面白い。
単行本化する時は(するのか?)このアオリも欲しいなあ。

◆100号記念コメント
過去に1回読み切りを描いた方ですら載ってるのに
高山&乾先生のコメントが無いのは何故なんだぜ?
何やってんの編集部。

拍手[0回]

PR
■この記事にコメントする
この記事のコメント投稿フォームです。
Name:
Mail:
Url:
Title:
Color:
Decoration: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Message:
Pass:
Secret:  ※チェックすると管理者へのみの表示となります。 
さすがですね
>現実に辿ったドルメルの変遷を宇宙世紀の出来事としてもシンクロさせている

これは盲点でした。さすがです。
これ、岡崎氏はそこまで狙って書いたのでしょうね。おそらく。

>キャリフォルニア・ベースの変遷史

こちら、ブルー周りで当方が把握している日付とだいぶ相違がありました。
ブルーの戦史というものを作るとしたら、皆川(千葉)版の年表と高山版の年表を分けて考える必要がありそうです。
miduki-sURL2010-11-06-Sat 13:04:00EDIT
Re:さすがですね
キャリフォルニア・ベース変遷史はMS BOYSのコーナー内だったので、
あくまで漫画版準拠の設定である、と解釈したほうが良さそうですね。
(その旨を注釈で入れてもらえれば、なお良かったですが)

ところで、
ブルーとキャリフォルニア関連で、具体的な日付の設定を見たのは
自分は今回のMS BOYSで記されたものが初めてでした。
もしかして、それ以外で具体的な日付の載った資料があるのでしょうか?
後学のためにも、教えて頂けたら助かります。

時期について言及していたもので思いあたるのは
皆川小説版ですが、「12月半ば~」といった記述が多く、
日付が特定できる程ではありませんでした。
(それでも今月号の変遷史とは食い違う箇所はありますね)

>これ、岡崎氏はそこまで狙って書いたのでしょうね。
こういった遊び心がある記事は読んでいて本当に面白いですよね。

>皆川(千葉)版の年表と高山版の年表を分けて考える必要がありそうです。
皆川版は現在語られるブルーの歴史の本流といった印象ですが、
千葉氏監修とはいえオリジナルとなった原作ゲームとは違う構成になっているので、
厳密には皆川版も分家として考えたほうがいいかもしれません。
(小説で表現するにあたって原作ゲームより構成を変えたことは皆川氏も明言されてますし)

>ブルーの戦史というものを作るとしたら
作者や媒体ごとに違うブルーの歴史をパラレルとして、
それぞれの戦史としてまとめるのなら、面白そうですね。
今のところ考えられるラインは
・原作ゲーム(公式資料による設定含む)
・皆川小説版
・千葉小説版(これは公式と見るべきか?)
・高山版(MS BOYS含むが、厳密には食い違う箇所の扱いが難しいところ)
といったところでしょうか。
分家を公式に対して異説とする前に、一度整理してまとめるのも面白いかと思います。
機会がみて、やってみます。
シダ│2010-11-09-Tue 01:00
無題
>現実に辿ったドルメルの変遷を宇宙世紀の出来事としてもシンクロさせている

欲を言えば宇宙世紀上のトピックもあれば…というところでしょうか(94年に何があったのか、など)。
あとミドロを書いて欲しかったなぁ。

>トリヴィアル・オペレーション
連邦がキャリフォルニアを奪還した後の、ジオン大西洋艦隊と北米残存部隊による再奪還作戦の話です。

>この辺は一考の余地アリかも?
マスドライバーの位置である程度考察できそうですね。

>キャリフォルニア・ベース変遷史はMS BOYSのコーナー内だったので
M.タカヤマとM.ユンカースをどちらも作家扱いしているので、あまり差はなさそうな印象。
千葉小説はT.チバが登場していないあたり、やはり正史扱いなのかもしれませんね(M.トクシマも同様)
あと筆者は明らかに後世のジオニスト。ユンカースの著作が手に入るあたり、100年代以降の人物。
char_blog2010-11-13-Sat 08:43:05EDIT
Re:無題
>あとミドロを書いて欲しかったなぁ。
ドルメルはドロスから出撃、と聞いてますがミドロだったんですか?
ミドロはア・バオア・クーに到達できなかったはずでは。
(ミドロについては名前を知っている程度で
 Wikipediaで調べた知識なので間違ってたらすいません)

>マスドライバーの位置である程度考察できそうですね。
連邦愚連隊でマスドライバーが描かれたのは最終回の基地内での戦いぐらいなので、
特定は難しそうです。

>M.タカヤマとM.ユンカースをどちらも作家扱いしているので、あまり差はなさそうな印象。
その点は同意です。
ただ、今回の年表(及び前線抄史)に限り、M・タカヤマとM・ユンカースの著作を同等に扱うと、
日付と時期に相違があるため混乱が生じてしまいます。

『MS BOYS』自体がM・タカヤマ著作の戦記モノとされているので
そちらを準拠にした年表である、と解釈し
M・ユンカース著作との相違を「一説には~」と扱い、その旨も表記されていれば
「資料とした著作が違ったため生じた相違」として解釈できるので、
注釈は欲しいと思いました。

>あと筆者は明らかに後世のジオニスト
あえてジオン贔屓に偏った記事というのもガンダムエースでは珍しかったので、
前線抄史は毎回楽しく読むことができました。
おそらく今月号で終了なのは残念ですが、
今後も、こういった趣向の記事を読んでみたいですね。
シダ│2010-11-16-Tue 21:04
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[12/26 byg改めVIE]
[11/14 NONAME]
[09/13 アスパラgas]
[03/03 T田中]
[01/14 早起きさん]
最新TB
プロフィール
HN:
シダ
HP:
性別:
男性
自己紹介:
「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

過去記事のは「カテゴリー」の「記事インデックス」、もしくはそれぞれの項目を参照。セガサターンソフト「機動戦士ガンダム外伝」の情報及び過去のブルー関連フィギュア、カード(2004年頃まで)についてはHP:蒼色一号を参照のこと。
メール:tdfuh1abg@hotmail.com(@は半角)
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
フリーエリア
忍者アナライズ
フリーエリア
Powered by 忍.jp Design by Alphaあるふぁ
Copyright © 2006 Blog蒼色一号 Some Rights Reserved.
http://blue01exam.blog.shinobi.jp/Entry/147/
忍者ブログ[PR]