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機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

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2008-04-24-Thu 02:18:20 │EDIT
ピ、ピクシーとイフリートのカードがこんなにも集まるなんて。しかも描き下ろしとは…

た、たまらん!

というわけで今回は現在発売中の「ガンダムクロニクル U.C.0079~0083 スペシャルエディション」。ラインナップはゲーム出身が中心です。
「ジオニックフロント」「ガンダム戦記」「宇宙、閃光の果てに…」からモビルスーツ、キャラクターが多く登場しています。
(が、当ブログ的にはあまり興味がないのでその辺はスルーします)
もちろんブルーディスティニーも登場していますが、カードが全部集まってないので、今回は先に集まった外伝系を4枚紹介します。


ピクシー。ガンダムクロニクルシリーズでは2枚目。マシンガンとダガーの両方を構えたイラストは、ガンダムウォー、カードビルダーも含めて初めてではないだろうか。


イフリート。毎度毎度、荒々しさ満点でステキ。ガンダムクロニクルではこれで3枚目。前2枚は2刀流でしたが、今回はヒートサーベル1本です。




「コロニーの落ちた地で…」からはこの2枚のみ。前回までのイラストの流用、裏にはストーリー解説ですね。
(と、いいつつも。たしか陸戦型ゲルググがあったような。でもあれは色が茶色だから「ガンダム戦記」に該当するだろうか?)


カードビルダーにガンダムクロニクル。いやあ、最近の一年戦争もののカードバブルは凄いですね。まさかこのご時勢になって、ピクシーとイフリートのカードがこんなに登場するとは。

特にイフリート。ガンダムクロニクルで今回で3枚も出てしまうなんて。
ブルーに関するブログをやってる身ですが、正直なところイフリートってイフリート改よりも好きなんですよね。

もっとだ、もっとイフリートを!!

…すいません取り乱しました。


ブルー関係は揃ったときに紹介します。あと1枚!しばしお待ちを!

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2008-04-21-Mon 01:27:51 │EDIT
前回の続き。
以前も書きましたが、「GAME’S MSV」ではガンダム系記事でお約束の”宇宙世紀上で存在する資料、もしくは記事”といった形の解説を行っています。今回紹介するブルー2号機&3号機の記事はその点で非常に面白く書いていますので、その辺りも紹介してみたいと思います。


※『』内は記事引用

『上記の写真は、「蒼い死神」(’02年7月号掲載)と呼ばれたMSの資料とともに、ジャーナリストのジェシカ・ドーウェン氏のもとへ送られたものといわれている。』
『一見するとガンダムタイプ同士の模擬戦を撮影したように見えるが、これは立派な実戦途中のものだ。』
(中略)
『二つの機体は、お互い惹かれあうようにルウム宙域で遭遇し、両機とも常人離れした性能を発揮したものの、双方この宙域で失われている。余談だが、生還したユウは0093年の「シャアの反乱」にも参戦し、この時と同じ風景を見たようだ』


※ジェシカ・ドーウェン初期設定ラフ画

ジェシカ・ドーウェン。彼女はブルーの設定資料集にて、戦後にEXAM事件を追うジャーナリストとして登場しました。その中で「謎の人物からEXAMに関する資料が匿名で届けられた」という話があり、上記の記事はその辺りを絡ませて書かれたものです。(※解説1)

ガンダムの解説でお約束の”宇宙世紀上で存在する資料(記事)”といった形で解説文を書く場合、例えばファーストガンダムやZガンダムの場合は、劇中でも大きな戦争であったため、現実のそれと同じように多くの記録・資料が残っていると考えるのが自然である。そしてそれを後年の歴史研究家による記述として、解説文を書くことができる。(※解説2)

しかしEXAM関連の事件の場合、地球連邦軍の公式記録からは完全に抹消され(※解説3)、ジオンのEXAM研究施設もユウの手によって完全に破壊されてデータは残っていません。
そういった背景がある出来事を”宇宙世紀上で存在する資料(記事)”として書く場合、どうしたらよいか?
その答えの一つが「ジェシカ・ドーウェン」を引き合いにだすことではないでしょうか。
EXAM関連事件を追った唯一の人物である彼女のレポートをもとにして書かれた、とすることで自然に宇宙世紀上に存在することができ、そういった意味でこのGAME'S MsVで書かれた記事も非常に上手い形で書かれていると思います。
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引用文二つ目。個人的には、こうした表現がいかにも”らしさ”を出していて好きですね

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引用文三つ目。この中の『この時と同じ風景』は、0093年という記述から小説版で落下するアクシズに取り付いた際に見たニューガンダムから発する”蒼い光”とニムバスとの最終決戦後にユウが見た”蒼い宇宙”がそれにあたると思いますが、この記事ではその辺が書かれていないため、いささか唐突な印象を受けます。
…ここからは勝手な妄想になりますが、この”蒼い光景”を見たのはユウ自身であるため第3者がそれを知るはずがありません。あるとすれば、ユウ自身が誰かに語ったことになります。さて、一体誰に語ったのだろうか…?それは、他ならぬジェシカ・ドーウェンではないだろうか。(※解説4)彼女は戦後EXAM事件を追ってかつての関係者を追いましたが、そのほとんどがまだ軍属であったため接触できず、唯一、退役してサイド6にいたフィリップに接触するも取材には応じられませんでした。しかし、U.C.0093の第二次ネオジオン抗争の数年後にユウは軍を退役。その退役したユウに取材を申し込み、その過程で知りうることができたのではないだろうか。
(とはいえ、もともと無口で寡黙な性格のため家族・友人にすら話さず墓場まで持っていきそうな気もしますが…)

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ブルーディスティニーシリーズに関しては、以上です。イフリート改も掲載されたことがあるので、それはまた別の機会に紹介したいと思います。
また、設定資料集のジェシカ・ドーウェンのレポートについても、いずれ詳しく。

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※解説1
彼女の書いた”EXAMレポート”は軍のチェックに引っかかり、連邦軍広報課の保管庫に”ゴシップ記事”とランク付けされて眠っていた。しかしU.C.0088年のティターンズ崩壊に伴う情報公開により一部の資料が公開。その中に、このレポートがあったという設定になっています。
当初、原作ゲームは彼女の書いた報告書という形で進行される予定でした。それがボツになり、設定資料集にて日の目を見たという経緯です。
また、レポートはいわゆる「戦場の都市伝説」として語り継がれた”蒼い死神”の正体を追うといった形で書かれており、なかなか読み応えがあります。

※解説2
わかりやすい例としては、最近までデアゴスティーニより出版されていた「週刊ガンダム・ファクトファイル」に掲載された記事がそうであろうか。特に「宇宙世紀ガイド」「歴史フォーカス」「MS運用理論」などのコーナーでは後年の歴史研究家の記述風に解説に加え、ライターの名前と年まで記載されていれる。
例えば、宇宙世紀0079の大西洋での戦闘に関する記事の文末に『ドネル・マクドネル U.C.0098』といった感じです。

※解説3
デラーズ戦役も同じく連邦公式記録から抹消されたとなっています。しかし「あれだけ大きな事件の記録のすべてを抹消仕切れなかった」「戦後数十年たって情報開示が行われ~」といったお題目で解説されることが多くあるようです。

※解説4
設定資料集によるとジェシカ・ドーウェンはU.C.0090年頃は行方不明となっています。妄想を膨らませますと、ティターンズの横暴を暴こうとして拘束されそうになり、行方をくらませたとか?その際に同じくジャーナリストのカイ・シデンと協力してキリマンジャロで旧ジオン派と(以下妄想が飛びすぎたため省略)

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2008-04-18-Fri 20:03:01 │EDIT
月刊ガンダムエースにて連載の「GAME’S MSV」より、ブルーディスティニー2号機&3号機を紹介します。


こちらはガンダムエース2003年10月号に掲載されたものです。
(スクラップする時に失敗して端が破れました。アホです)


2号機と3号機がビームサーベルで鍔迫り合いをする非常に格好いいイラストです。よく見ると、コックピットハッチから首の襟につながるあたりがアレンジされて描かれています。
そして、3号機といえば「”ブルー”って名前なのに青色じゃない」なんて言われますが、このイラストではボディをはじめ各部が青色になっているのも面白い。そして、ブルーの宇宙仕様の特徴の一つである宇宙用バックパック。これは通常の地上用バックパックの上にかぶせて取り付けられますが、機体色が青のため灰色の地上用バックパックが明確に色分けされて見えます。

(一般的によく見かける公式イラストはボディは”濃い灰色”で塗られているため”ブルー”といったイメージは薄くなってしまうのかもしれません。しかしゲーム説明書などに載っている同時期に描かれたブルーのイラストでは”青色”だったり”紺色”だったりするので、ゲーム開発スタッフとしてはブルー3号機は”青”、もしくは”紺色”という設定だったかもしれません。…余談が長くなったのでこの話はまた別の機会に)

あ、EXAM発動中なのに目が赤くない!
(と言いつつ、EXAM発動中に目が赤くなるという設定がそもそも…。…これも別の機会に)

ページ中段。各機体の英語表記が”BLUE DESTINY 2””BLUE DESTINY 3”となっています。現在では”BLUE DESTINY UNIT 2”と、”UNIT”が付いています。これはガンダムフィックスフィギュレーションでブルーが発売された際に付いた表記で、それ以降定着したようです。この記事が掲載された当時は、まだ発売されていませんでした。
(余談ですがこの記事と同じ号に、以前書いたコラム、「唸れ、サプレッサー!」にて紹介しましたアプルーブド・ガンダムの広告が載っていました)


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それでは本題の、解説文を紹介…したいところですが、ちょっと本文に書きたいことが長くなりすぎてまとまらなくなったので次回持ち越しします。スイマセン。

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2008-04-14-Mon 23:38:43 │EDIT
月刊ガンダムエースにて連載されている「GAME’S MsV」というコーナーより、ブルーディスティニーが載った記事を紹介します。
(なぜかsは小文字)
「GAME’S MsV」では、毎月1P、描き下ろしカラーイラストと解説でゲームに登場したモビルスーツを紹介しています。ブルーディスティニーやジムホワイトディンゴ隊仕様といった正史機体からEz8ハイモビリティカスタム、グロムリンのような非正史系の完全if機体など、さまざまな機体が登場しています。また、その時々の旬のゲームに登場するオリジナルモビルスーツなんかも紹介されていたりします。
(Gジェネレーションスピリッツ発売当時にはネクティス、最近じゃPS2版ガンダム無双にあわせて武者ガンダムMk-Ⅱといった感じ)
機体の解説、正史機体の場合はオリジナル設定とその頃の最新の設定を再編して書かれています。


こちらは2002年7月号に掲載されたブルー1号機の記事です。
EXAM発動中の1号機が、倒れたザクにビームサーベルを突き刺そうとしています。暴走した1号機、そして月といえば外伝1のステージ2、ブルーの初登場のシーンということになりますがその際戦っていたのはユウたちのジム部隊。ここは、ジム・コマンドが倒れているほうがしっくりきます。それとも外伝2のステージ3、ユウがEXAMを初めて使用してジオンのミサイル基地を強襲した際のものか?
(んな細かいツッコミすんな)


ブルーを拡大。

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※以下、『』内は記事の解説文の引用になります。

『この写真は、一年戦争当時、ジオン公国軍の兵士達に「蒼い死神」と呼ばれ、恐れられた幻のMSを写したものと言われている』
『~しかし、地球連邦軍第11独立機械化混成部隊、通称「モルモット隊」に配備されると一転このシステムを使いこなすパイロットが現れる。同部隊のユウ・カジマ中尉(当時)だ。彼は北米における反抗作戦へ参加し数々の戦功をあげたものの北米戦線最大の激戦地となったキャリフォルニア・ベース攻略戦で同機体をロストしている』

ガンダム系記事ではお約束の”宇宙世紀上で存在する資料、もしくは記事”といった形の解説のため、このような『この写真は~』『ユウ・カジマ中尉(当時)』という記述になっています。(この辺については次回に詳しく)
前述しました再編した設定の記述については、小説版が初出の設定である”第11独立機械化混成部隊”という名称の使用や原作ゲーム当時の”カリフォルニア・ベース”という表記が”キャリフォルニア・ベース”という表記に改められられていることが該当します。


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次回はブルー2号機&3号機の予定です。

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2008-04-10-Thu 20:15:03 │EDIT
今回は、ガンダムクロニクル2~ポケットの中の戦争編~より『コロニーの落ちた地で…』(以下、コロ落ち)のカードを紹介します。
現在発売中の「ガンダムクロニクル 0079~0083スペシャルエディション」ではありません。そちらのカードも集めてますので、またいずれにでも。


ジム(ホワイト・ディンゴ仕様)
やはりWD隊のカラーリングは格好いい。通常のジムとは違う武装もきまってますね。


ジム・キャノン(ホワイト・ディンゴ仕様)


ガンキャノン量産型(ホワイト・ディンゴ仕様)
砲撃の瞬間。重量感あふれるイラストです。このイラストでは100mmマシンガンは持っていませんが、カードビルダー版の同じ絵師さんのイラストではちゃんと構えています。


ジム・スナイパーⅡ(ホワイト・ディンゴ仕様)
おなじみとなったロングレンジ・ビームライフルを構えています。ドリームキャストのゲーム本編では無かった装備で、PS2「機動戦士ガンダム戦記」に登場した際に使用していたのがカードビルダーあたりからジムスナイパーⅡWD仕様の正式装備として扱われ始めました。
(うろおぼえですが、PS2「機動戦士ガンダム」でゲスト登場した際に使用していて、それが初出だったような気もする…。)


ゲルググ(ヴィッシュ・ドナヒュー専用機)
思えば、一年戦争時に地上でゲルググを登場させた例は『コロ落ち』が初めてではないでしょうか。その際に”ゲルググの陸戦用”とされ、形式番号のMS-14に”G”が付いたのがこの機体。
その後PS2『機動戦士ガンダム戦記』でカラーリングが茶色になってシールドが中型で新規デザインのものになり、『戦場の絆』では狙撃仕様とされてビームスナイパーライフルが装備されましたが、初出の『コロ落ち』の段階ではザクのF型とJ型のように単なる仕様違いという扱いでした。


ライノサラス
まさに移動要塞の雰囲気あふれるイラスト。ザメルといいヒルドルブといい、こういった砲撃専門の重量級機体は大好物です。
イラストでは200mm砲を装備。原作ゲームでは、バストライナー砲を装備したバージョンもありました。


マスター・P・レイヤー


ヴィッシュ・ドナヒュー

『コロ落ち』も、カード関連でガンダムウォーやらカードビルダーで登場していますので、また別の機会に紹介してみたいと思います。

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自己紹介:
「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

過去記事のは「カテゴリー」の「記事インデックス」、もしくはそれぞれの項目を参照。セガサターンソフト「機動戦士ガンダム外伝」の情報及び過去のブルー関連フィギュア、カード(2004年頃まで)についてはHP:蒼色一号を参照のこと。
メール:tdfuh1abg@hotmail.com(@は半角)
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