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機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

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2009-11-28-Sat 01:47:25 │EDIT
今月のガンダムエースより、当ブログ的に
チェックしたいところをピックアップ。

◆機動戦士ガンダムU.C.0081-水天の涙-
一年戦争時のユーグ・クーロの回想。
キャリフォルニア・ベース攻略作戦の一端、『41号作戦』で
彼の部隊が侵攻軍本隊のための囮に使われ、部下を失った経緯が描かれます。

この後、本隊にはフィリップとサマナが合流して、
ジオンの核ミサイル攻撃の脅威が迫って、
さらにニセガルマ騒動があって…ってな感じで
当時の北米の様子と絡めて想像してみるのも楽しいかと。
一年戦争時の北米関連ネタが結構出揃っているので、
それらをまとめてみるのも面白いかもしれません。
(と、いいつつ愚連隊設定はいろいろ無理があるかもしれん。
 話としては好きなんだけどね)

◆ガンダム戦記0081 MECHANICS ARCHIVES Vol.002
登場した機体にスポットを当てるコーナーにて
イフリート・ナハトとMS-08系関連についての特集が2Pあります。

08系の設定は、ゴチャゴチャになってたのが
スッキリまとめられてて分かりやすい。
(あ、プロトタイプドムが抜けてるわ)


イフリート系3体がズラリ。
しかし、ガワラ、ガワラときてカトキなデザインが並ぶと
なんか違和感が。いっそガワラ御大にナハトを描いてもらって…ってのは無理な注文か。

ところで、ジオノ版イフリートって
二の腕がグフカスタムのデザインまんまなんですよね。
ジオノグラフィの時はコンパチのグフカスタムと同一パーツ扱いされたから
仕方なかったし、あくまでVer.Kaのイフリートとして割りきりが出来たけど
ナハトまで同一のデザインになっちゃったのはちょっと残念。
ナハトがジオノ版イフリートを基にデザインされたのが原因だろうけど、
ナハトの場合この画はVer.Kaではなく公式画なわけで、
このままだと「ナハトの二の腕はMS-07系のものが移植された」なんて
解釈も成り立ってしまう。
せめて、二の腕はガワラ風の四角デザインにしてもらいたかった。
…ええ、些細な事なんですけどね。

あと、ナハトの記事については…
ゲームも発売されて結構立つし、
今回の記事がもう決定稿ってことでいいのかな?
目に付いた情報としては
・ナハトの剣はヒート剣、名称はコールド・ブレード。
 「ナハト・ブレード」ではなく
 以前のGAME'S MsVでの表記が正しかったようです。

・左右前腕部の3連ガトリングガンの収納図が掲載

 以前、電撃ホビーの作例にあった構造で、
 ほぼ合っている様子ですね。

◆データガンダム
ロザミア・バダムが登場
その生い立ちに関し、幼少期のロザミアとして
小説版ブルーに登場したロザミィが取り上げられています。

また、宇宙世紀の南北アメリカの興隆についても解説があります。
アメリカ大陸の連邦軍基地の一覧表もあり。
小説版ブルーに登場したハミルトン基地、ニューバーン基地の名もバッチリ。

◆MS BOYS
改修されたザクタンクが、まだまだ大活躍中。
物語もやっと大きく進展してきた感じです。
しかし、掲載順位に一抹の不安が…

◆ゼロの旧ザク
(たぶんこのブログで取り上げるのは初めてかな)
最終回を迎えました。
戦力的価値ゼロ、敵機を撃墜しない主人公という設定で
どんな話になるのかが楽しみで読ませてもらいました。
ラストシーンにて、タイトルの「ゼロ」に込めた意味は
こういうことだったのか、と納得。

作者の岡本一広氏は新人なのか、
画力がちょっとイマイチな感じでしたが
セリフ回しやコマ割り、コマごとのシーンの描き方が非常に丁寧だったので…
…これに画力が加われば、絶対に化けると思うんですよ。
そんなわけで次回作にも期待したいところです。
最終巻2巻は2010年1月発売予定とのこと。



◆THE ORIGIN
シャア生誕秘話の冒頭を掲載。
バンカラ風味のドズルに爆笑。似合いすぎw
トニーたけざきの漫画を開いたのかと錯覚してしまったw

ところで、本誌表紙じゃ「シャア生誕秘話が明かされる」なんて煽ってたけど
掲載されたのは漫画は冒頭のみで、
続きは「1月発売の公式ガイドブックで!」なんですって。
煽りに期待して読み始めたのに、そんなだったので非常に残念でした。
それならそうと、表紙に明記して欲しかった。

-----
◆その他
今回のデータガンダムでハミルトン基地とニューバーン基地の
位置関係を初めて知った。
あれ?両基地は結構離れてたんだ。今頃気づいた。
と思ってちょっとググってみたら即ミヅキさんの記事に行き当たった。
しかも3年以上も前に言及されてみえたのね…
トラックバックのやり方が本当に分からないので
普通にリンクにします。
 コチラ

ブルー関係に限らず、ガンダム外伝系で調べると大抵いつも行き当たってしまう。
正直ミヅキさんには脱帽ですマジで

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2009-11-14-Sat 23:11:21 │EDIT
10月末発売の各情報誌から気になったのをメモメモ。
…もう11月も中旬なのに、情報キャッチ遅いよ、何やってんの!!

◆ホビージャパン 2009年12月号のピンナップにイフリート・ナハト登場!
ナハトの前面、後面の設定画を使用した様子。
バックパックはゲーム中のモデリングと同じです。
大きなイラストでナハトが拝めるのは良いんですが、
イラストにエフェクトをかけて格好良く見せてるせいで、
細かいところが非常に見づらい。
これは残念!
(通常のイフリートのバックパックと同じ物を装備した設定画も
 存在するみたいですが、アレは結局なんだったんだろう。)


◆ガンダムエース 2009年12月号より
・『MS BOYS』の解説コーナー『ジオン公国軍 前線抄史』
物語の舞台でもあるオデッサ作戦後のヨーロッパの戦況について解説あり。
そこで、エイミー・バウアー・マイスターについての記述もありました。
それによると、当時の彼女の愛機はフライマンタ。
その後、大尉に昇格しTINコッドに機種転換したとのこと。
第1話の見開きに登場したフライマンタには彼女が乗っていて、
彼女のシンボルである赤と白のラインがあります。
(ありゃ、ファンでありながら見落としていた…)
また、1P使ってのザクタンクの解説もあり。

ちょっと嬉しいオマケコーナーでした。

個人的にはオデッサ作戦の直前のデザート・ドラゴン作戦あたりに触れてくれると大歓喜なんだけど…。
「死にゆく者たちへの祈り」で作られた設定だと思いますが、未だに詳細は作られてません。
オデッサへ終結しつつある連邦軍と、それを阻止せんとするジオン軍のアジアでの戦い。
連邦の物量に負け、敗走に次ぐ敗走。ついにオデッサまで追い詰められるわけで、
第1話の描写はそれを想起させられました。
本編は既にオデッサ後なので、触れられることは無さそうですが
是非、第1話のような絶望的なジオンの戦いを高山氏に描いて欲しいところです。


◆次号のデータガンダムに
 次回は「ロザミア・バダム」特集。
 恐らく小説版ブルーに登場した「ロザミィ」に関する記述も
 あると思われるので、要チェックです。
-----
◆近況
先月末から体調不良が続き、休日はもっぱら引き篭もり。
幸いインフルエンザではないですが、風邪をひいたり治ったりの繰り返しでした。
そんなわけで『銀河英雄伝説』の視聴が進む進む。
90話まで視聴したので、感想を簡単に箇条書きしてみる。
・ほんのチョイ役だと思ったキャラが後々のエピソードで重要人物になったりする。
 登場人物が物凄く多いんだけど、どのキャラも魅力的であり、
 無駄なく配置されているのが見事。
・ガンダムでもお馴染みの声優さんが多数登場してるのが嬉しい。
 が…古谷徹(フォーク准将)の扱いに泣いたw
・ヤン提督の名将っぷりと昼行灯っぷりの塩梅が絶妙。
 上層部の無茶な命令に”軍人”として従いつつも、部下のため、
 時には敵のためにも最善の道を模索する姿には惚れるね。 
・ポプランみたいな、普段はチャラチャラしてるけど
 締めるときは締める、頼れる兄貴分キャラは大好物です。
・シェーンコップのプレイボーイっぷりと渋さが堪らねぇ。
・カリンのツンデレっぷりも堪らねぇ。
・なんか共和国軍のキャラばっか挙げてますが、帝国軍のキャラも大好きです。
 ロイエンタールとミッターマイヤーの、正反対な性格二人の名コンビっぷりも大好物です。
・カストロプ公爵マクシミリアンとトリューニヒトの
 クズ野郎っぷりが最高。
 特にマクシミリアンはムカつきを通り抜け、一種の清々しさすら感じる。
・地球教の存在が、なんか浮いてるような。
 いやまあ、物語に深く関わってるのはわかるんだけどさ。
 教主の服がまるでシスの暗黒卿で、わかりやすいくらいに悪役然してってのもねぇ。

面白くて止まらねぇ。
本編はあと少しで終わるけど、外伝がまだ52話残ってるわけで。
これは…またしばらくブログの更新が滞りそうだな(おぃ

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2009-11-04-Wed 23:36:50 │EDIT
『覇王ゲームスペシャル[81] 機動戦士ガンダム外伝Ⅲ 裁かれし者
 テクニカルガイドブック』
千葉智宏氏によるオリジナル短編小説「蒼き騎士と眠り姫」より
今回は第2、3章をお送りします。
-----
2.マリオンⅡ



わたしがクルスト博士の変化に気づいたのは、ほんの数日前。
いや、本当はずっと前から気づいていたのに、
否定していただけかもしれない。
実験がフラガナン機関の上層部に役立たずの烙印を押され、
精神的に追い詰められていく博士。
その心が、わたしの中に流れ込んでくるのだ…
 (ニュータイプは、なぜ高い戦闘能力をもっている?

 (戦うべき相手がいるから?)
 (それは、我々の事なのか?人類を滅ぼすために生まれたのか!?)
 (それならば、我々が利用してやろう)
 (”EXAM”で、ニュータイプに裁きを…)
わたしは人類に死をもたらす存在なの?
わたしが育てた”EXAM”は、いわばわたしのコピー…
このシステムが、効率的に人を殺すためにシステムだとすれば、
わたしは、やはり、死神なの…?

---
「どうしたマリオン。制御が甘いぞ!」
ニムバスが叫ぶ。
今は、実験に集中しなくては…
「加速が…私を殺す気か!」

殺す?わたしは、ニムバスを殺そうとしているの?

 ”コイツヲ コロスノカ?”
いいえ、イフリート改。違うわ!
 ”ダレヲ コロスノカ?”
 ”ワタシハEXAM ママハボクニコロシカタヲ オシエテクレル”
 ”モット、データヲ…ママノヨウニ ウマクコロセル ヨウニナルタメニ”


違う、違う!
否定するたび、”EXAM”という存在はわたしに重くのしかかる。
わたしが育て上げた怪物。
わたしの分身。
死神であるわたし自身。
わたし、わたしは…
「いやー!」

-----
3.アルフ

「そして、”EXAM”は完成したわけだ」
ジオンにブルー2号機が奪われ、それを追ってこの実験コロニーにやってきたわけだが…
そこでオレは、”EXAM”の謎を解明する、重大な記録を手に入れた。
・”EXAM”は、ニュータイプの少女・マリオンの精神をそのままコピーして完成した。
 そして、精神が吸収されてしまったかのように、彼女は意識不明となってしまった。
・人類とニュータイプが敵対すると考えたクルストは、ニュータイプと戦うための
 殺戮マシンの開発を目指した。
 高い戦闘能力を発揮する”暴走”は、そのために仕組んだものだった。
・”EXAM”は、ニュータイプのサイコミュに反応して暴走するようになっていたが、
 同じ”EXAM”同士で戦っても、お互いをニュータイプと誤認して発動してしまう。

EXAMは、通常、50%しか機能していない。
100%機能させると制御がきかない、暴走状態になるからだ。
だから、オレはブルー1号機とユウが戦った事件の後、博士に内緒でリミッターを装着した。
こいつがあれば、”EXAM”を5分間だけ暴走することなく
100%機能させることができる。
オレが自分で整備したブルー1号機と3号機にはリミッターがあるが…
奪われた2号機には、それが無い。
もし2号機と3号機が戦うことになったら、お互いの”EXAM”が発動するだろう。
戦闘能力は互角だが、リミッターのある3号機は、活動時間が限られてしまう。
機体とパイロットを守るためのものが、あだとなってしまったか…。

こいつは問題のあるシステムだが、改良次第では化けるだろう。
そして…コンピュータをニュータイプ化させるという発想は面白い。
…同じことを人間に応用できないだろうか?
人間の脳も、一種のコンピュータだ。
機械をニュータイプ化するより、脳そのものにニュータイプのデータを
書き込んでやるこが可能ならば?
…やはりオレは天才だ。
ジオン側の”EXAM”のデータは完全に抹消し、
2号機を倒したら、残された”EXAM”は3号機のみ。
これで研究を続けられる。
クルスト博士、あなたの遺志を継ぐつもりはありませんが
あなたの遺産は、うまく使わせてもらいますよ。

-----
◆2.マリオンⅡより
EXAM開発中の事故、その真相。
自分は死神なのか?というマリオンの苦悩が描かれます。
上画像の、イフリート改を見上げて微笑むマリオンと対比するように、
我が子ともいえるイフリート改…そして”EXAM”が殺しの技術を求める辛辣な描写があります。
マリオンの絶望の深さが窺えます。

◆3.アルフより
原作ゲーム、ステージ3と4の間に位置するストーリーですね。
”EXAM”の真実に気づいたアルフ。
そして、『機動戦士Zガンダム』でお馴染みの”強化人間”へ至る発想の、原点をもちます。
アルフは、戦後、強化人間プロジェクトに関わるという設定がありますが、
それに関わる描写ですね。
人間の脳にニュータイプのデータを書き込む、なんていう
クルストも真っ青なマッドな発想。
千葉版のアルフはかなりトばしてます。
(それでいて、次の章ではツンデレのデレな面が見えたりしますが)

話は少しそれますが…
皆川ゆか版のアルフ像は千葉版とよく似ていますが
一つだけ、決定的に違うのがこの"強化人間”という発想です。
皆川ゆか版のアルフは、ニュータイプに対しある種のロマンを感じており、
ニュータイプは素晴らしいものであると捉え、自分の憧れであるとする描写があります。
きっと、そんな皆川版アルフなら人工的にニュータイプを作るという発想は
唾棄すべきものとして映るんじゃないかな?なんて考えます。

さらに余談。
”EXAM”はニュータイプのサイコミュに反応する、との記述があります。
つまり、ニュータイプがサイコミュを介して兵器を使用した際に
EXAMは反応するのであって、
ニュータイプそのものを感知するわけではない、ということでしょうか。

たとえば、ニュータイプが通常兵器しかないMSに乗って
ブルーと対峙してもEXAMは反応しない、ってこと?
つまり、ガンダム&アムロ相手ではブルーは暴走しない…?
あれ?でも、ニュータイプ自身が発する感応波にEXAMは反応する、という
設定もどこかで見たことがあるような…
後日詳しく調べてみます。


-----
次回は第4章『ユウ』をお送りします。


-----
◆近況とか
今更ながら『銀河英雄伝説』にハマりました。
艦隊戦の駆け引き、政治の駆け引きがものすげー面白い。
面白いとは聞いていたが…ここまでとは!
こんな名作を今までスルーしていた自分が恨めしい。
(いつもそんな事言ってる気もするが)
現在、第40話まで見ました。
長編だとは聞いてますが、これ、あと何話あるんだろ?

え?あとたった70話?んでもって外伝もあるって?
…ゴクリ

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2009-10-24-Sat 00:44:29 │EDIT
『覇王ゲームスペシャル[81] 機動戦士ガンダム外伝Ⅲ 裁かれし者
 テクニカルガイドブック』






千葉智宏氏によるオリジナル短編小説「蒼き騎士と眠り姫」が収録されています。
全5章+α。
マリオン、アルフ、ユウの視点で構成、
高山瑞穂による書き下ろしカット&イラストがあります。
今回は第1章をお送りします。
-----
1.マリオンI

私の名は、マリオン・ウェルチ。
人々から”ニュータイプ”と呼ばれる存在。
ジオン軍のフラナガン機関に所属する、軍人だ。
…といっても本当の戦闘を経験したことは、無い。
この機関で、私はクルスト・モーゼス博士の下、
”EXAM”というシステムの開発に携わっている。

これまでニュータイプ関連の兵器といえば
その戦闘能力を最大限に活かすための、ハードの開発がメインだった。
それに対し、この”EXAM”システムは一般の兵士が操縦しても
ニュータイプと同じ動きができるよう、
マシンを制御するためのOSを開発することを目的としていた。
もともと、ニュータイプが高い戦闘能力を示す要因は、
理解力と認識力の高さにあると考えられている。
確かに、私はビームや弾が来るちょっと前に、”分かる”ことができた。
それをコンピュータに教えるのが、私の仕事だった。

---
表向きは廃棄処分とされるコロニーの中、
”EXAM”搭載機であるイフリート改の実験は行われている。

「くっ、これしきのこと!」
イフリート改の急旋回。その強力な遠心力に、ニムバスは耐えている。
そして、彼の必死さが、わたしにも伝わってくる。
”イフリート。いい子だから、旋回速度を下げて。
 慌てなくても、ちょっと上体をひねれば、怖いミサイルはあなたの横をすりぬけるわ”
わたしのサイコミュ・コントロールを受け、イフリート改は指示に従う。
”いい子ね。今のタイミングを忘れちゃだめよ”

それは、何を知らない赤ん坊を育てるのにも似た作業。
私の動きをどんどん吸収していくイフリート改は、
私の子供のようなものだった。

---
私は本当は、戦争には反対。
でも、このシステムが完成すれば、ジオンをはじめ
宇宙に住む人々が、平和を勝ち取ることができる。
それに…
博士は、貧しい宇宙移民の子だった私を引き取り、大切に育ててくれた。
世界から戦争を無くすため。そして、博士に報いるため。
私は希望と理想をもって、この研究に従事していた。


-----
◆1.マリオンIより
マリオンの視点で語られる”EXAM”開発前史。
EXAMシステムがどういうものかが詳細に語られています。
技術的な面まで言及しているあたり、
彼女がどれだけ研究について熟知していたかが伺えます。

この章で語られたEXAMに関する解説をまとめてみました。
・EXAMシステムの使用には専用の大型コンピュータと、冷却システムが必要。
 ゆくゆくはOS化して、通常のMSのコンピュータにインストールするだけで
 使えるようにするのが目標である。

・モビルスーツは、人間的な動きを再現するためのさまざまな動きがプログラムされており、
 パイロットは状況にあわせて適切な動きを指示する。
 マリオンの仕事は、それをさらに適切なものにすること。
 サイコミュを通して”EXAM”システムにニュータイプ的な動きを指示し、
 それを記憶させていく。
 例えば”ミサイルを避ける動作”なら、
 通常はパイロットが避けることを目的としてMSに方向を指示し、
 MSはそれに従って移動をすることで、結果的に”避ける”という動作が完了することになる。
 ”EXAM”の場合は、パイロットからの指示を「ミサイルを避けるためのもの」であると
 瞬時に理解・判断した上で、より適切な避け動作を行うことができる。

→この辺は、デベロッパーズでミオンとテオがやっていた作業がイメージとして近いかもね。

-----
次回は『2.マリオンⅡ』をお送りします。

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2009-10-23-Fri 00:46:57 │EDIT
戦場の絆にブルー1号機&イフリート登場!
先行支給機体です。
詳細は公式サイトで!

いよいよブルー1号機の登場です。
EXAMシステムは『機体が危機に陥るとシステム発動』とあるので、
機体HPが減ったら発動、という扱いになりそう。
この方法、ガンダム戦記(PS2)や
めぐりあい宇宙(PS2)のように、
ブルーがゲームに登場する時の定番になってますね。
たまには任意にEXAM発動させて
いきなりクライマックスに戦うってのをやってみたいです。
ところでこのイラストのブルー1号機の頭、
頭部バルカンユニットが顎のあたりまで下がっている
HGUC版の顔になってるような気がする。
アレが準拠になってるの?ちょっとやだなあ。

そして、イフリートも登場します!
専用ヒートサーベルはちゃんと原作設定準拠。
腰にはジオノ版にあったサーベルホルダーが確認できます。
見切れてるけど刀は二本持ってるから、二刀流スタイルになるのか?
あれ…ショットガン、小さい!

ピクシーの好敵手が遂に登場。
こうなるとブルー1号機の好敵手、
イフリート改の登場も期待したいところです。

-----
あと、BB戦士の馬岱ガンダムの
完成品見本写真もあったので、そちらも紹介。

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プロフィール
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自己紹介:
「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

過去記事のは「カテゴリー」の「記事インデックス」、もしくはそれぞれの項目を参照。セガサターンソフト「機動戦士ガンダム外伝」の情報及び過去のブルー関連フィギュア、カード(2004年頃まで)についてはHP:蒼色一号を参照のこと。
メール:tdfuh1abg@hotmail.com(@は半角)
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