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機動戦士ガンダム外伝THE BLUE DESTINYについて取り扱うブログです。ブルーディスティニーに関するいろいろなコラムを書いています。

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2024-11-21-Thu 21:19:10 │EDIT
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漫画版ブルー 第3話「英雄」

2008-11-11-Tue 01:20:22 │EDIT
今回は第3話「英雄」です。
と、その前に。
こうやって漫画版のあらすじを紹介している意図について…
それはやっぱり、単純に漫画版を紹介したいからなんですね。
原作はゲームということで、ストーリーを展開するにも基本的に主人公視点のみ。
語りきれない部分が多かった分、漫画版では他の登場人物の視点を加えたり、舞台裏を描いて世界観を大きく広げています。
そんな漫画版の要素をあますところなく伝えたいと思い、そこに重点を置いてあらすじを紹介しているつもりです。
…ですが、短くまとめきれず長くなってしまったり、妙に小説調になってしまいます。
その辺はご愛嬌ということで。

原作よりアレンジされた箇所ピックアップすることで原作ゲームとの違いを楽しんで頂きたいこと、また、後にオフィシャル(もしくは、ブルーの設定として現在広く認知されているもの)へ
フィードバックされた箇所もあるのでその原点を紹介したいという思いもあります。

-----
第3話「英雄」

アブラハム大尉はタバコを吸い、出撃の時刻を待つ。
「俺達にとって、この作戦が地球上での最後の仕事になるだろう。恐らくは、二度と…」
アラームが鳴る。
アブラハム、グロス、レイバンはカスタムされたドムで出撃した。

戦闘を終え基地ではジムが整備を受けていたが、再び現れた敵機の報を受け再度迎撃に出ることになった。
ドムを前に、基地のジム部隊は撃破されていく。
ユウたちの部隊も迎撃に出るも、強敵を前に苦戦。
ユウは隊長機を追い、フィリップらが2機を足止めをする。

基地の上空では連邦の輸送部隊、ミデアと数機の護衛の戦闘機が到着しつつあった。
ブルー1号機とデータ収集班を迎えに来たのだ。
基地が交戦中のため、輸送部隊は上空待機を余儀なくされる。
しかし、護衛のうち一機が基地へと向かってしまう。

ユウはビームサーベルを抜き、アブラハム機と対峙。エース同士の戦いに緊張が張り詰める。
「この勝利を宇宙への土産にさせてもらう!」
アブラハムが仕掛けた!

不完全な補給のためピンチに陥るフィリップ、サマナ。
とどめを仕掛けるドム。しかし、レイバン機はあらぬ方向からの攻撃を受け、爆発する。
駆けつけた戦闘機が仕掛けたのだ。
隙を見せたグロス機に、フィリップが斬りつける。グロス機は倒れた。
ユウの安否をモーリンに問うフィリップ。その通信を聞き、戦闘機のパイロットはユウのもとへ飛ぶ。
サマナは、戦闘機の垂直尾翼に赤と白のラインを見た。
「あれは、”オデッサの荒鷲”!」

戦闘機が駆けつけた時、勝負は決していた。勝者はユウであった。
裂けたドムのコクピット・ハッチから、アブラハムは地球の風を感じた。
そして、ドムは爆発した。
上空で旋回する戦闘機。そのパイロットは女性だった。
「久しぶり、ユウ・・・」

ニムバスは、アブラハム隊全滅の報を受けていた。
「惜しい男を失ったな。だがおかげで斥候が無事帰還できたよ」
彼らもまた、囮だったのだ。
ドックには”イフリート”と呼ばれたMSが出撃を待っている。
「さあ、お前の片割れを取り戻しに行こうじゃないか…マリオン!」

-----

外伝1のステージ5「エースパイロット」が下地になっています。
原作ではハイゴッグ隊を倒した後、敵のエースとして登場する3機のドム隊と連戦になります。
漫画版ではオリジナルキャラクターでジオン兵3名と、連邦の戦闘機パイロット「エイミー・バウアー・マイスター」が登場。
原作ゲームではEXAM関連と特に関わりのなかったドム隊でしたが、漫画版ではニムバスの部下である3人が乗っている設定です。
2話でアルフらがユウと同じ基地に入ったこと、そこで迎えの輸送部隊を待っていたことは漫画版設定。
同じく、輸送部隊の登場とエイミーが戦闘機で援護に入ることも漫画版展開です。
(原作ゲームをやった人には今更な解説ですが、一応。)


3機のドム。ゲーム画面のドムを下地にリックドムⅡの意匠を取り込んだ印象。なかなかゴツくて格好良いです。
装備や肩アーマーの違いなど、各機に個性があります。


「AE・MSOS」とあります。
一年戦争時のアナハイム・エレクトロニクスが作ったOSということだろうか?


ゲームをイメージしたロックオンカーソル


ミデアの護衛機で、画像はエイミー機。
連邦の戦闘機はあまり詳しくないんですが、これはTINコッドで当ってる?


オリジナルキャラクターのエイミー・バウアー・マイスター大尉。
作者いわく、ユウの過去を語るために登場させたとのこと。


画像は第1話。第1話ではニムバスが彫刻を彫るシーンがあり、


3話最後のシーンで出来上がります。
彫っていたのは、マリオンの像だった…。

-----
個人的に気に入っているのが、アブラハムというキャラクター。
彼はジオンでありながら地球に何やらこだわりがあるようで、短いセリフから想像が膨らみます。

次回は「蒼を受け継ぐ者」編。
第4話「魔神(ましん)」をお送りします。
君は蒼き死神と、戦場を駆ける!

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180……mm?
今回ドムを狙撃するのにフィリップの使った“大砲”

180mmのように見えますがデザインが微妙に違うんですよね……

具体的に180mmと断言出来るものが使われているのはサマナがミデアの時に使用したものと新装版の裏表紙。

この180mmとフィリップが狙撃に使った“大砲”を比べて見ると

本来グリップの真上にあるマガジンが無く、変わりに照準装置があり。

また、180mmのフォアグリップの上にある運搬用の持ち手は銃身に対し
■=銃身
T=フォアグリップ

下(■コ)上
  T

型について居ますがフィリップのものは
(くそう 速え!!)のシーン参上

下(■」)上
  T
型で片側にしか無いっぽい

マガジンも構図的に機体の影になっているわけでもって無く。
心当たりのある武器を知っている分けでもってなし。

やはり180mmとは違う武器なのだろうか……

色も180mmに比べて白っぽいですし。
………2011-02-05-Sat 11:12:28EDIT
Re:180……mm?
確認してみました。
確かにデザインが若干違いますね、これは気づきませんでした。
漫画版オリジナルの武装かモルモット隊仕様に改造されたもの、といったところでしょうね。
シダ│2011-02-07-Mon 23:03
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「機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー」や一部ガンダム外伝系のネタを取り扱ってます。設定の考察よりも、設定の成り立ちや変遷を追ってます。まあ、参考程度に。

一年くらい更新を休んでましたが戻ってきました。

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