ガンダムのトレーディングカード、ガンダムクロニクル0079-0083スペシャルエディションに登場したブルー関連のカードは既に紹介していますが、ブルー3号機だけ未入手だったので前回は省いていました。
んでもって、このたび入手しましたので紹介しますが…
裏の解説面に、なんか納得いかない記述がありましてね…
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まずはイラストから。
キラカード仕様です。
アニメ「機動戦士ガンダム」にて、ガンダムがビームサーベルを振るうCMアイキャッチがありましたがそれを彷彿とさせるイラストとなっています。
裏面、機体解説は普通に書かれていますが、大変気になったのが、フローチャートのところ。
ブルー3号機の開発系譜、その先に、なぜか「ガンダム試作4号機」があるんです。
~以下、あくまで個人的な感想~
えーと、最近、設定変更があったのか?
そもそもブルーディスティニー3号機はパーツ取り用の予備機だったが急遽実戦配備されたもので、連邦軍にとっては、残された最後のEXAMシステム実験機となった。
3号機は大破してロスト。EXAMマシンに関わる記録は公式には残されなかったので、その開発系譜は3号機で止まっているはず。
そして、ガンダム試作4号機(以下、GP04)は宇宙世紀0083年のガンダム開発計画での機体で、対ニュータイプ用MSであるブルーディスティニーシリーズとは全くコンセプトが違うもの。
(まして、GP04はガーベラ・テトラとして完成したので、GP04自体がペーパープランのみの存在しない機体のはず)
両者には全くつながりなんてないのに。
一体、何を間違ってこんな記述が?
このガンダムクロニクルシリーズって、前回も変な解説が書いてあったりする。
「ユウ・カジマはガンダムとのシミュレーターに勝利し、その功績が認められてブルー1号機のパイロットになった」
とか、テキトーなことを書いていたが、今回の「0079-0083」では修正されていた。
そして「ブルー3号機→ガンダム試作4号機」の記述は前回もあったもので、今回も修正されずそのまま引き継いで書かれている。
前回見かけたときは「勘違い?」とか「テキトーなこと書いてるなぁ」と思い、全くお話にならないのでスルーしていました。
が、今回も書いてるって、どういうこと?
妄想か?ライターの妄想が暴走しているのか?
すべての記述が間違いというわけでなく、そのほかの解説は良くまとめて書かれている箇所もある。
なのに、何で変な所でトチってんだ?
今後、このカードの記述を根拠に「ブルー3号機の発展系が、実はガンダム試作4号機」なんて俗説が広まらなきゃいいですけどね、ホント。
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てなわけで(どんなわけだ)「0079-0083 スペシャルエディション」のブルー関連カードはすべて紹介です。
たかがしれない小さな記述ごときに白熱する、悪いガンダム・ファンの見本のような、今回の記事でしたが…。
もし、「公式設定レベルで最近そのような設定変更があった」
なんてことだったとしたら完全に赤っ恥ですね。俺が。
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~オマケ~
同シリーズのガンダム6号機”マドロック”
ガンダム6号機がラストシューティング風に銃を構えるイラストです。
ブルー3号機のイラストといい、こちらも1stガンダムを彷彿させているのが面白い。
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