前回まででブルーディスティニーシリーズのビームサーベル収納位置の話をしました。
今回はその余談で、個人的な考察(という名の妄想)です。
現在の公式設定である、こちらを便宜上”収納A”とします。
こちらは”収納B”。
個人的に推すのは”収納B”です。
こちらなら、ブルーという機体について、いくつか合理的な説明がつけられるからです。
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まずは、脚の追加バーニアとその上部の菱形状のパーツについて。
ブルーのベース機となった陸戦型ガンダム(以下、陸ガン)にはなかった部位であり、これにより推力の強化がされています。
じゃあ、そのバーニアの推進剤はどこに入っているのか?
当然、菱形状のパーツに収められていると思われますが、これが”収納A”だと
ちょっと問題があります。
”収納A”の写真を見れば一目瞭然ですが、ビームサーベルを取り出すためにバーニアと菱形ブロックの接続が折れてしまうのです。
そうなると、バーニアはどこから推進剤を取り入れることになるのか?
バーニアと菱形ブロックの内部がパイプで繋がっていれば問題はなさそうですが、ちょっと非効率的です。
しかしビームサーベルの収納が”収納B”として、脚のバーニア部と菱形ブロック部が一体化しているとすれば、違和感はありません。
また、ビームサーベルが無いことで空いたスペースも推進剤のタンクになっていると考えられます。
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次に、”収納B”のパーツについて。
こちらも陸ガンには無かったもの。”収納B”ではここがビームサーベル・ラックとして機能しています。
しかし”収納A”だと、このパーツが謎の物に。何の意図があって取り付けられたのか分からないパーツになってしまいます。
また、”収納A”の位置にビームサーベルがあると、立った姿勢で戦っていても抜刀するために、少し腰を下ろした格好にならなければなりません。
果たして緊急時に、そんなヒマがあるのだろうか?これは陸ガンの欠点でもあると言えますが。
その点”収納B”ならば立った状態でもわずかな動作で抜刀ができ、
陸ガンの欠点をブルーが克服しているといえます。
その点は、ブルーが陸ガンの上位機種であるあたりの説得力になるのではないでしょうか。
以上の点により、僕は”収納B”の方がビームサーベル・ラックとして適切である、と考えます。
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散々書きましたが、公式に”収納A”となっている以上、ただの妄言に過ぎないんですがね。
まあ、公式設定だろうが重箱の隅を突付いて語り合うのもガンダムの楽しみ方の一つです。
今日も今日とて、ガンオタの妄想は続く…。
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