ガンダムエース2013年9月号、近藤和久『機動戦士ガンダム 名も無き戦場』にてブルーディスティニー1号機、イフリート改が登場しました。
ついに近藤マンガにブルー組が登場です!
・・・って、もう先月号の話題じゃないですかー。やだー。
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舞台は原作ゲーム2巻のクライマックスでもある、一年戦争末期のキャリフォルニア・ベース。
両軍の激しい攻防の中、ジムストライカーとイフリート改の一騎打ちから物語はスタートします。
ニュータイプ並の戦闘が可能とされるジオンのEXAMシステム搭載機。
その対抗馬として、ブルー1号機が戦線に投入されるが・・・
両軍のMS部隊はEXAMマシン同士の戦闘に巻き込まれ、甚大な被害が生じることとなった。
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◆近藤版ストーリー
主役はEXAM搭載機としてのブルー1号機、イフリート改であり、
ユウとニムバスは登場せず、両機は戦場に現れた脅威として描かれています。
原作との違いは、イフリート改がキャリフォルニア・ベース防衛の任に就いており連邦のMS部隊と戦っていることです。
原作ではブルー1号機との一騎打ちにこだわり、防衛戦には参加していませんでした。
また、ブルー1号機がいくつかの小隊を束ねる立場にある描写が見受けられました。
原作でのブルー1号機は攻略作戦に参加し敵MS部隊と戦っていますが、あくまでフィリップ、サマナらと共に実験部隊の一員として参加していました。
戦闘に巻き込まれる両軍。
原作では1対1の戦いでした。
EXAM発動のタイミング。
両機が相対してすぐではなく、ある程度の戦闘を経て起動しています。
システムを任意で発動させた、ともとれる描写です。
原作では相対してすぐ、EXAM同士が共鳴して発動していました。
◆見どころ
敵機を蹂躙するEXAMマシン。
戦場にあらわれた、大いなる厄災。
両機の戦闘に巻き込まれ、連邦もジオンも為す術なく撃破されていく。
まさに死神の本領発揮!
腕部グレネードや胸部バルカンなど、両機とも持てる武装をフルに使っての戦闘が面白いです。
(あ、頭部バルカンは使ってないや)◆機体のデザイン、武装。
ブルー1号機はHGUCベースかな?
ゴーグルの方はHGUCより比較的広くなっており、原作に近い印象でした。
1号機の得物はGFF版100ミリマシンガンのように見えますが、、サプレッサーは付いていません。
腰のラックにマシンガンを装着する描写が芸コマ。
このギミックはオリジナルでしょうか?
(ブルー系ってこういうギミックありましたっけ?GFFではロケットランチャーが装着できましたが・・・。陸ガン系は可能だったような。今回は陸ガン系と同じパーツだから装着できた?) イフリート改のバックパック、ダクトにはフィンが。
ヒートサーベルはグフ系のものですね。
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有象無象を蹴散らし、舞台は死神たちの独壇場と化す。
死神の面目躍如、まさに「こういうのが見たかった!」の一言です。
オススメですのでぜひ、ご一読を。・・・ってもう先月号の話なので、単行本化された際には、是非とも。
と、いうわけで近藤版ブルー&イフリート改でした。
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◆余談すいません、ダムエー買うの久々で分からないんですが、プリズマティック・モビルス(バンデシネのMS解説コーナー)にイフリート・シュナイドってもう出ちゃいました?[1回]
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