『GUNDAM PERFECT FILE』No.7に、ブルー2号機と3号機が登場しました!
基本的な設定は押さえているので資料としては無難、取っ付きとしてはこれで充分…といった印象でした。あと、簡単ではあるが陸ガンとの違いを押さえていたのが個人的に好印象。
で、まあ、気がついたところを幾つか。本っっっ当に些細なことなんですけどね。
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◆機体の英字表記
”BLUE DESTINY UNIT2”、”BLUE DESTINY UNIT3”とあり。
”UNIT”表記が定着しているようですね。
◆スペック
全高について。
今回はは全高表記無し、頭頂高表記で18.0mと表記がありました。
一応補足しときますと、設定資料集では頭頂高表記のみで18.0m、
GFFでは”HEIGHT:18.5m”、”HEAD HEIGHT:18.0m”と表記あり。
HGUCだと全高18.5m(及び、TOTAL HEIGHT:18.5m)と表記があり、頭頂高の表記はありませんでした。
(※余談1)
重量は52.8t、全備重量73.0tと表記あり。
これはどの媒体でも変わりませんが
全備重量の初出はGFF、続いてHGUCに表記がありまして、設定資料集にはありません。
ですので、全備重量の数値はGFFかHGUCから引用したものと思われます。
…それなら全高の数値も引用しちゃって良かったのにね。
ジェネレーター出力、スラスター推力は不明となっており、これはまだどの媒体でも表記された事が無いようです。
◆彩色
掲載されたカラーイラスト、セル画みたいな着色とでも言うべきか、いわゆるアニメ用設定画のような彩色がされてますね。これは初めて見ました。
今回のために改めて彩色を施したと思われます。
よく見かけるカラー設定画にはテカりがあるので、今回のものとの違いは一目瞭然ですね(同ページに2号機ニムバス仕様のカラー設定画があるので比較できます)
あ、あと影の付き方も微妙に違うので比べてみると面白いですよ。
(※余談2)
◆武装
陸ガンとほぼ共通の装備として紹介(胸部バルカン等、内蔵火器は”構造”の項目にて言及)。
設定画も陸ガンのものを流用してます。
ビーム・サーベルラックについても言及していますが、こちらは08小隊の劇中シーンを引用しています。
ここは、設定資料集だと陸ガンの脚部サーベルホルダーの画を使って説明していましたね。
陸ガンとは形状が違う箇所であるため、陸ガン設定画からの引用は無理がある…という判断でしょうかね。
(いっそ漫画版から引用してフロントアーマーのボックスから出すって設定を強引に公式化して…ゲフンゲフン)
◆関連ファイル
関連として陸ガン、陸ジム、イフリート、ブルー1号機、イフリート改があり。
メカニックファイルへの関連のみで人物、ワールドガイドへの関連はありませんでした。
と、いうことはブルー関連は、あくまで機体のみということか。ちょっと残念。
ま、機体だけでも取り上げられて御の字と思うべきかな。
◆その他
”第11機械化独立混成部隊”、”モルモット部隊”といった記述はありませんでした。
ブルーの設定資料集を参考ににしつつスペック関連を他媒体から引用、あくまで基本のキホンをまとめるため小説版と漫画版からの引用をしなかった…って感じかな?
この辺、ブルー1号機の時はどうなるんだろうか?
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特に真新しい情報が無いのはちょっと残念でもあり、安心したところでもあり…。
これを機に全ての設定を再構成、決定版を作っても良かったのではと思いつつ、そこまで求めるのも酷ですよね。
残る外伝系機体を楽しみにしつつ、今回はこの辺で。
ブルー1号機の時はカッチョイイ描き起こしイラストで表紙に登場してくれよ!
※余談1
この0.5mの違いは何だろう?
頭頂高がトサカ部までの高さとして、全高はアンテナ含む高さ…ってことで合ってるかな?
※余談2
気になったといえば、設定画ではバーニア内部の色がオレンジだったものが、パーフェクトファイル版だと黄色になっているところでしょうか。
着色ミスかな?まあ、新鮮な印象なので、これはこれで。
ただ、ブルー3号機のバックパック、下部バーニアの付け根の塗り忘れっぽい白だけは、
どうしても気になってしまう…。
ブルー1号機もセル画調着色になるんだろうね。ガンプラビルダー版と比べてみても面白いかも。
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