土曜に降った大雪には、まいりました。
雪が結構降る地域に住んでますが、自分の車はFF。
スタッドレスを掃いているとはいえ、雪道の走行にはかなり気を遣います。
路肩には、雪から脱出できなくなったり、横転した車たち。ああはなりたくないな、と思いつつ…
「畜生、なんで俺は4駆を買わなかったんだ。…寒冷地仕様なら、なおさら良いな。こんな雪道氷道、モビルスーツなら楽勝だろうな。それもジム寒冷地仕様かザク寒冷地仕様だったら、鼻歌まじりにピクニック気分で行けるぜ」
なんて、わけのわからないことを考えつつの通勤でした。
そんなわけで、今回はザク寒冷地仕様の話です(なんのこっちゃ)
こちらは、カードビルダーに登場したザクII寒冷地仕様のカードです。
相変わらずスキャナが絶不調なのでデジカメでの撮影です。
(2枚目は、先日紹介したガンダムクロニクルに同梱されていたバージョンのものです)
実はこのザク、出典が「機動戦士ガンダム外伝」となっています。
そう、これも追加設定により誕生した機体なのです。
最初の登場は、原作ゲーム「機動戦士ガンダム外伝III 裁かれし者」のステージ1。
シャトル基地防衛に配備されている、寒冷地の白い迷彩が施されたザクとしての登場でした。
そしてステージ2。フィリップ、サマナのジムが先ほどの戦闘で破壊されたというストーリーで、基地に残されたザクを鹵獲してプレイヤー機の僚機として登場。また、シャトル基地に撤退してきたジオン残存部隊の機体としても登場しました。
この際、僚機のザクは識別用としてジムのシールドを背負っていました。
(左よりフィリップ機、サマナ機、敵機)
この時は、通常のザクIIJ型の色違いであり、特に”寒冷地仕様”として設定されていたわけではありませんでした。
その後、プレイステーションソフト「Gジェネレーション」シリーズにおいて、”ザクIIJ型(白)”という名称で、連邦の鹵獲MSとして登場。
通常のザクIIJ型とは区別されていましたが、その解説では「雪原用迷彩として白系統のカラーリングが施されている」とあり『寒冷地に適した調整がされた~』などといった、いわゆる”寒冷地仕様”としての設定は、まだありませんでした。
(余談ですが、同じく解説に「識別のためジムのシールドを背負っているのが特徴である」とありますが、ゲーム中のグラフィックでは背負っていません)
ちなみに、Gジェネスピリッツでも登場します。
そして、カードビルダー。ここで、初めて”寒冷地仕様”の名前がつき、
「防寒処理が施されているが、性能は通常のJ型と同等である」
といった設定が追加されたました。
以上がザクII寒冷地仕様の設定の歴史です。
これも、一応ブルーディスティニー関連の話題になるので紹介してみました。
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~余談~
*その1:原作ゲームには、寒冷地の迷彩が施されたドムも登場します。
今のところ、こちらは特に設定はないようです。
*その2:外伝3ステージ2ではゲーム中に雪が降り続ける演出があります。もしかしたら「先の戦闘でジムが破壊されたのでザクに乗り換えた」というストーリーになったのは、敵として登場するザクのデータを僚機にも流用することで読み込むデータを軽くし、サターンの処理能力でも雪が降る演出を可能にするためだったのかもしれません。
(あくまで妄想ですが)
*その3:プライズなどでみかける寒冷地迷彩の施されたザクはこれらの設定を反映したものでなく、あくまでカラーバリエーションの一種としての扱いのようです。
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