ブルーと陸ガン、設定画における頭部の比較です。
ブルー3号機と陸戦型ガンダム(以下、陸ガン)。
設定画だとバランスの違いがよくわかる両機ですが、
イラスト、立体物だとパッと見て見分けがつかない方もいるのではないでしょうか。
(って、こんなニッチなブログを見てる方に限って
そんな事は無いでしょうけど…)
と、いうわけで細かいデザインの違いを検証してみたいと思います。
今回は”頭部”の設定画。
両機とも頭部のみの設定画が存在するので、
それを使っていきます。
(全身設定画では潰れていた
陸ガンの首部分ですが、
頭部のみの設定画だと首部分が描かれています)
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まず、2枚を並べてみましょう。
同じ形状のものがほとんどないので
かろうじて近い形をしている口まわりを基準に縮尺を揃えました。
よく似ているといわれる両機ですが、並べてみると…
ずいぶんと人相が違うのがわかります。
※以降、2枚並べた画像の場合は左側がブルー、右側が陸ガンになります。
2枚重ねた画像では、陸ガンが常に上に被さっていて、
赤色に着色されています。口周りを基準とし、陸ガンを着色して重ねてみました。
口周りを基準に合わせた縮尺でしたが、
全体の大きさは、ほぼ合致しました。結果オーライ。
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パーツごとにみていきます。
・メインカメラ、トサカ
メインカメラの形状が違う。
陸ガンのものに比べ、ブルーのものは出っ張っている。
ブルーには、トサカに[A]のパーツが付いているのも特徴。
トサカ部分自体は同じ物に見えますが
重ねてみると違いが見えてきます。
[B]の点の位置が違う。
あと、トサカの上辺の角度が違いますね。
トサカ部自体の大きさは大体同じようです。
…余談ですが、トサカを基準に全体を合わせると
このように口のあたりがズレてしまいます。
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・アンテナ
アンテナを留めるパーツは見ての通り形が違います。
アンテナ自体は…単純に角度の違いな気もしますが、ブルーのほうが厚いかな?
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・額あて
ブルーは陸ガンに比べて、ちょっと小さい。
[D]、[D']を参照。
ブルーはバルカンポットがあるため、端が少し切れている。
[E]、[E']を参照。
ブルーは”へ”の字に角ばっているが、陸ガンはまっすぐである。
[C]、[C']を参照。
額あての正面の下向きの出っ張り、ブルーは眉間に付くぐらい近いが、
陸ガンは眉間から離れている
(同じ角度の設定画で、陸ガンだけ右目が確認できるのはそのため)
ためしに、ブルーの頭部に陸ガンの顔部分のみを重ねてみますと…
こうなります。
ブルーの設定画と同じように、右目が隠れました。
(あまり違和感が無いからわかりにくいですが、
次の項目で切り出している陸ガンの顔部分を、
そのままブルーに当てはめています)
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・顔
大きさは同じ。
目の形が違います。[F]、[F']を参照。
[G]、[G']のパーツの形が違います。
重ねてみると…
目の隈取、口周りの形が微妙に違うのがわかります。
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次回は側頭部、頬、後頭部などを見ていきます。
(画像の加工に手間取ってまして、更新が滞り気味でスイマセン)
[1回]
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