前回でサプレッサーの話はほぼ終わり。
今回は、前回書こうと思ったけど話の本筋とは関係ないから省いた余談です。
FIXにて初登場のサプレッサー付き100㎜マシンガン。
左手で構えるためのグリップの有無など、通常のマシンガンとはデザインが若干違います。
(上はHGUCブルーディスティニーに付属していたもの)
特に目を引くのが、センサー部の存在。
通常の100㎜マシンガンには無いパーツであり、ビームライフル(08小隊版)と
よく似たデザインなのが面白い。
また、マガジンの形状にも違いがありますね。
カードビルダー版だと、FIX版と同じデザインのマシンガンでありながらマガジンは従来のもの。GジェネスピリッツだとマガジンまでFIX版と同じデザインになっています。
こういった違いを見ていると、カトキ氏のデザインの意図を知りたくなりますね。
・カトキ流アレンジ100㎜マシンガンに「サプレッサーも付けてみよう」という発想だった
・デフォルトでサプレッサーを装備しているもの、としてのデザイン
・そもそもコレはサプレッサーではない(この辺は後述)
とかいった、ヒジョーにどうでもいいことを考えてしまう。
この辺は、「アプルーブド ガンダム」に書いてあるんでしょうかね。
(…いかんいかん、また友人から「電波が過ぎるぞ」とか言われちまう)----------
ところでカードビルダー版のサプレッサー付き(略)、
裏の解説にはこんなことも書いてあります。
「このマシンガンは小型で取り回しがよく、両手に装備して二挺射撃をすることも容易であった」
…ブルーに二挺拳銃をさせる気かw
それとも、量産型ガンキャノン ホワイトディンゴ隊仕様のことを言っているのか!?
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最後の最後、非常にどうでもいい話。
実は、さんざん「FIX版でサプレッサーが」云々書いてますが、
今のところサプレッサー付き、と明言されたのはカードビルダーだけなんです。
FIX初登場の時は特に明言なし。
GFF版発売の時も、名称は「100㎜マシンガン」であり、
当時のホビージャパンに掲載されたGFF版ブルー1号機の原型師のインタビューでも、
特に言及はありませんでした。
また、Gジェネスピリッツでも「100㎜マシンガン」という表記でした。
もしかして、これは元々サプレッサーとしてデザインされたものでは無かったんじゃないか?
なんて考えてしまいます。
(実は「GUNDAM FIX」「アプルーブド ガンダム」の両方とも未確認なので、もしかしたらそちらで明言されているかもしれません)
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サプレッサー付き(略)の話は、これでおしまい。
たかが武器の設定一つをとっても、これだけの量の文章になるのが驚き。
(この3回のコラムで「100㎜マシンガン」「サプレッサー」を一生分、タイピングした気がする)実はまだ、ブルーにまつわるこんな話はいくらでもあるんです。
ビームサーベルの装備位置(陸戦型ガンダムと同じ位置っていう設定だけど、昔は違う解釈もあった!)、シールド(ゲームやイラストによって違うことがあるけど、なんで?)、果ては 肩と二の腕の付け根 まで、現在の形に至るまでにはさまざまな変遷を経ています。
誰が得をするのかわからないブルーのウンチク話はこれからも続くよ!
[2回]
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