[7/31追記]
よくよく調べてみたら、
足の位置に関する考察を間違えていることが判明しました。
この記事も大変わかりにくいものになっているので
後日、間違いを訂正しつつ記事を書き直したいと思います。
とりあえず、この記事は削除せずに残しておきます…。ブルーディスティニーと陸戦型ガンダム(以下、陸ガン)の
設定画におけるデザインの違いを、数回に分けて比較してみたいと思います。
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◆頭身のバランス
まず、両機の設定画を見てみましょう。
これらの設定画から、ブルーの体格にはスラリとした印象、陸ガンにはどっしりとした印象を
持っている方は多いと思います。
両機を並べてみます。
パーツの構成のせいで、結構バランスが違うので
ほぼ同じパーツである肩、腰のマガジン、つまさきを基準に
縮尺を揃えています。
実は、頭身がこんなに違うんです。
陸ガンのパーツをバラして、ブルーに合わせてみます。
おおよその比較になりますが…
こうなります。パーツ間に上下の空白が出来ました。
基準としたラインごとに、検証してみましょう。
ライン1、頭頂部。
実は頭頂部の合わせどころが微妙に違いますが、これはトサカ部の形状の違いが理由。
(その辺の詳細は別の回に)
陸ガンでは埋もれていた首パーツが描かれているため、
それにより高さに違いが出てきます。
ライン3、腰
腰の高さ違いは、ブルーの特徴である腹部のジャバラ状の円錐パーツによるため。
これにより、若干だが高くなっている。
ついでに、ライン3の両腕を見てみましょう。
前腕の間接の付け根あたりの横線。ここと、
ブルーの手首に合わせたライン4参照を基準に
陸ガンの腕を合わせていくと、右腕は手首で、
左腕は二の腕で分かれることになります。
ライン5の膝とライン7の足先
ここを基準に見ると、膝から足までにかけて大きさはたいして変わらないのがわかります。
しかし、陸ガンの”太もも”を切り出してみると、
ブルーの太ももよりだいぶ短いのがわかります。
両機に身長差がある最大の理由は、これの長さと位置の違いによる。
(ブルー太ももが長い原因については、別の回に。
今回は位置についてのみ言及します)
ライン6が、ブルーの膝関節パーツの付く位置。
それに陸ガンを合わせてみると、違いがよくわかると思います。
膝関節がつくのは、スネから膝の間、内側にある多角形のパーツの上部付近になります。
(ブルーは7角形、陸ガンは6角形)
ブルーの多角形のパーツは、同位置にある陸ガンの多角形のパーツより
縦に長くなっているため、膝関節の付く位置が陸ガンより高くなってしまう…というわけです。昨今のゲーム、立体物、イラストでは
両機のバランスを上手く合わせているため、
(というか、ブルーのバランスを陸ガンに合わせて)
身長差による違和感は解消されているようです。
しかし、書籍、雑誌などではお馴染みのこれら設定画が使われるため、
「ブルーはスラっと、陸ガンはどっしりと」といった印象は
これからも続いていくのではないか…と思います。
最後に、これらバラしたパーツをブルーに被せてみましょう。
こんな感じになりました。
ブルーの、向かって右側を基準に陸ガンパーツを被せましたが…
何か違和感を感じませんか?
そう、左右のバランスが違うため、
片方を基準にあわせると片方がずれてしまうんです。
特に腰あたりが顕著ですね。
パーツをもっと細かくバラして左右を合わせて被せてみたい所ですが…
画像の加工に疲れたので、この辺にしたいと思います。
次回はブルーと陸ガンの左右のバランスの違いについて
レポートします。
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おまけ。
ブルーにあわせて陸ガンの身長を無理矢理引き伸ばしてみた。
陸ガンにあわせてブルーの身長を無理矢理縮めてみた。
[0回]
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