今月のガンダムエース(2010年7月号)、
『GUNDAM "ACE" FIX』のコーナーにて
ジーラインライトアーマー、イフリート・ナハトについて
カトキハジメのコメントとともに解説が掲載。
ナハトについては細かい所の設定画も載っているので、
ファンの方は要チェックです、
今回、当ブログ的にはイフリート・ナハトの方に注目してみます。
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◆ナハトについて
・バックパック詳細
「ステルス機能に特化した夜戦用機というコンセプトのため、
熱探知対策として排熱口やスラスターにフタが設けられている。
フタは可動式、状況に応じて開閉できる」
…通常のイフリートと比べ、徹底的にスラスターが塞がれていたのは
こういった理由だそうで。気になっていた箇所だったので、これで納得。
バックパックのみならず、機体前面も同じ仕様のようです。
(※この辺の余談については後述)
・頭部について
「切れ長の鋭い目にすることも考えたが、原型のイフリートの特徴を
そのまま残したデザインとした」
…ナハトの頭部デザインはイフリート改と似てるんですが、
それについてのコメントは無し。ちょっと残念。
・足裏
「近年確立されたザク・グフ系の足裏デザインを引き継いでいる。
つま先はゲルググJに通じたデザインになっている」
…参考までに、向かって右がジオノグラフィ版イフリート、
左がグフカスタムの足裏。
ナハトにはつま先に追加パーツを付け足した感じ。
・コックピットハッチ
「ゲーム制作上の必要性から、コックピットハッチのデザインが描き起こされた」
…イフリート系のコックピットハッチの構造が明らかになったのって、
もしかしてこれが初じゃね?
・腕部
「腕部の三連ガトリングガンはグフカスタムのものよりは小型」
並べてみた。
籠手に隠れるナハト版と、手の辺りを見ればその差は一目瞭然。
でもマガジンの大きさは同じ…かも?
・武器
「忍者というコンセプトより、直刀とクナイとなった。
コールドブレードは熱探知を避けた武器となっている」
…だからって、あまりにもデザインがそのままな気が。
コールドブレードはヒートサーベルとは具体的にどう違うのだろう?
ヒート系よりは低温で焼き切れる…とか?
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◆二の腕について
ズラリ並んだイフリート三兄弟。
ちゃんとカトキ画で統一して並べるとナハトの違和感が無い印象でした。
…って、何気にイフリート改も載ってるけど
カトキ版イフリート改の画って、何気にこれが初出では。
解説枠で隠れちゃってるのが勿体無い。
で、気になったのがイフリート改の二の腕。
左のイフリートと比べてみるとよくわかりますが…四角なんです。
この件については以前も触れましたが、
カトキ版イフリートの二の腕がグフと同じ円柱(っぽい)形なのは
かつてジオノグラフィでイフリートとグフカスタムが
コンパチで出たときの仕様だから、なのです。
で、ナハトの二の腕は円柱型。
これはジオノ版イフリートを元にデザインしたからで、
カトキ的にはイフリートの二の腕はグフと同型という
解釈なのだろう、と思っていたら
今回掲載されたイフリート改は、大河原版と同じく
四角になっていました。
イフリート改だけ元イラストに忠実にした?かと思いきや
肘間接はジオノ版イフリートと同じ形…つまりコンパチ元の
グフカスタムと同じ形なのです。
今回掲載されたカトキ版イフリート改の腕。肘関節に注目。
丸いカバーにマイナスのモールドあり。
(腕部装甲及び腕部グレネードのリファイン具合も見比べてみると面白い)
これは気になる。
このデザインの意図が気になるところですが、
記事のメインはナハトであるため、残念ながら触れられてませんでした。
せめてナハトの二の腕の解説だけでも知りたかったところです。
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イフリート系についての関連記事はコチラ
イフリート・ナハトと通常イフリートを比較してみたヒートサーベル千差万別ヒートサーベル千差万別 その2※余談
バックパック中央部、スラスターかと思い込んでたけど
本当は排熱口だったみたいです。
…ということは同じ形状の胸の部分も排熱口か。
高機動をウリにした機体だから、
機体前面にスラスターをつけてるかと思っていました。
(例:ケンプファー、ザク強行偵察型)
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