「ま、まさか連邦の白い…?」
「違う、白じゃない!ヤツは…
蒼い!」
今月号のガンダムエース(2010年5月号)の
『MS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-』にて
ブルーディスティニー1号機が登場!13年ぶりに描かれる高山版ブルーを見逃すな!
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~今回の簡単なあらすじ~
STEP.08 『蒼の閃戟(せんげき)』
キャリフォルニア・ベースを守るミサイル基地に配属されたクルト一行。
成り行きで”銀狼”(ガンロン)の名を騙るハメになったクルトだったが、
その名に恥じぬ戦いぶりで、基地を守ることに成功した。
さまざまな人との出会いと別れを経て自らの視野を広め、
大人として成長していくクルト。
サランは次第に、彼に惹かれていく。
基地に再び、連邦の脅威が迫る。
たった1機の”蒼いモビルスーツ”に味方が次々と撃破され、
クルトもまた、敵機の手にかかってしまう。
「何をやってるんだ?ボクは。大切なものを守るって、誓ったじゃないか…」
窮地に立たされたクルトを救うため、
ノビコフはマゼラ・ベースを駆るが…。
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主人公はあくまでジオン側なので、
ブルーは基地を脅かす謎の強敵として描かれています。
したがってユウ、アルフの登場は今のところありません。
とにかく、
高山版ブルーの活躍が再び見られる事が本当に嬉しい!
来月はどうなるのか?
ダブデが破壊されたので出番はこれで終わりかもしれませんが、
願わくば基地をボコボコに叩き潰すブルーの暴れっぷりを
もっと見たい!
そして、最凶の敵に遭遇したクルトらの運命は?
戦争の中、やっと自分なりの意義を見出せたクルトの味わった挫折。
正統派な成長物語な本作、今後の彼の成長に期待。
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・今回、ミサイル基地の防衛に当たっていたのは
主に水中用MSでした。
ちなみに原作ゲーム(外伝2ステージ3)でミサイル基地を防衛していたのは
グフとザク。
ハイゴッグ、ズゴックEが登場するのは
ステージ2、前線基地でした。
そして、『MS BOYS』では前線基地にザクが確認できました。
原作ゲームとは配置が逆なんですが、なぜこうなったのだろう?
巻末コメントから察するに
単に高山先生の好みだったから、なのかな?
ハイゴッグ、ズゴックEに加えジオン水泳部より
ゾゴック、ジュアッグも登場。
ブーメランを両手に持ち、サーベルのように切り付けるゾゴック!
ジュアッグもがんばる。
・今回のブルー1号機の顔は
過去の漫画版とHGUCのニコイチ、といった印象。
参考までに、
高山版1997verの顔
HGUCの顔
ね、丁度足して2で割ったバランスでしょ?
…「何を言っているんだお前は」と思うかもしれませんが、
僕にはそう見えるんですよ!
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・オマケコーナー『ジオン公国軍 前線抄史』、
第6回ではキャリフォルニア・ベースの概要とそれに関連して
ドム系、水中用MSについてのまとめがあります。
ブルーディスティニーについては今後、記事掲載の
予定がある様子なので期待したいところです。
・キャリフォルニア・ベースについては、
PS3ガンダム戦記や連邦愚連隊での新設定を含めた簡単なまとめ記事もあり。
該当箇所をちょっと引用してみますと
『~主戦場が宇宙に移行する傍ら、同ベースの軍事施設としての重要性は
公国軍内でも薄らぎ、上層部も撤退派と抗戦派の意見が割れる中で
徐々に軍備も減退していく。』
『0079年12月3日、連邦軍はカスケード山脈での大反抗作戦「41号作戦」を契機に
一大攻勢を展開』
『~(奪還完了の時期に関しては異説もあり)。
そんな経緯の中では、謎の蒼い連邦軍MSの出没や先に戦死した
公国軍ガルマ・ザビ大佐復活の流言など、後世の戦史研究家の興味を惹く
軍事秘話の数々も語られている。』
・水中用MSの記事にて。
『戦記作家M・タカヤマの著述によればサイクロプス隊のシュタイナーがズゴックEを駆って
インドで河流戦に挑んだとされる』といった趣旨のコメントがありました。
これはおそらく、過去にギレンの野望のアンソロジーに
掲載されたサイクロプス隊と08小隊の戦闘のエピソードを指すと
思われます。
あれは”ギレンの野望”だから描けたエピソードであって、正史とは違うよね。
まあ、『~とされる』と表記してあやふやにしてるからいいんだけど。
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