アマゾンで入荷待ちだった
『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』のDVDが、やっとこさ届いたので視聴。
面白かったです!
そして、アニメーションで動くブルー1号機に感動!しかもゲーム設定画準拠の作画!(この辺については後述)
本編についての感想もありますが、
当ブログ的にまずはアニメーションで動くブルー1号機について、いろいろ書いてみたいと思います。
◆ブルー1号機登場!
ブルー1号機が登場するのはCパーツ(第3話)。
主人公ハルの宿敵、ボリス・シャウアーの部下の
サムが搭乗します。
初登場シーン。このシーンはPVでも使われていましたね。
肩から出っ張るパーツの向きが上下逆ですが、次のシーンでは直っているので単に作画ミスの模様。
1号機に2号機のパーツをニコイチして宇宙戦に対応しています。
ズラリ並んだ3機の青い機体!
このシーンだけブルーの持つビームライフルにセンサーが付いてないのはご愛嬌ということで。
◆戦闘シーン
ブルー1号機の相手は主人公の友人ケンタの駆る白いサザビー。
盾を捨てビームサーベルを取り出し、サザビーの攻撃をかいくぐりながらファンネルを一閃!
そして決めゼリフ「ファンネルなど、私には通用せんぞ!」
実に格好良い!
目ぼしい戦闘シーンはこれくらいですが、このためだけでもDVD買う価値はあった!
ブルーのアクションも必見ですが、さらに注目すべきはビームサーベルの取り出し方。
ブルーでこの動作が描かれたのは今回が初ではないでしょうか。
(Gジェネのムービーでは腰のフロントアーマー部からの取り出し。現在では陸ガンと同じ場所から取り出すのが公式設定の模様。
この辺については過去記事のコチラを参照)
HGUCでも採用されていたギミックなので、あって当然といえば当然ですが
ちゃんと映像として描かれたのが実に感慨深い。
(いやでも個人的にはやっぱりフロントアーマーからの方が好みだが…)
◆作画について
冒頭でも触れ、画像からお気づきの方もいると思いますが
ガンプラビルダーズのブルー1号機はHGUCのデザインそのままではなく、
ゲーム用の設定画がアニメ作画の基準になっています。
ブルーのアニメ用設定画はムック本に載っており、
ゲーム設定画のブルーに宇宙用バックパックを追加、
そして本編では確認し難かった脚のバーニアもちゃんと宇宙用になっていることが確認できます。
ムック本でなくても、本編からブルー1号機がゲーム設定画準拠であることがわかる箇所が幾つかあるので、ちょっと挙げてみましょう。
(アニメーションの中割りにいちいちコメントするのって、無粋といえば無粋ですよね。そこはスイマセン)
・頭部の形状
顔のバランスは設定画寄り。頭部センサーはHGUCっぽいかな?
・太ももの長さと膝関節の接続部
HGUC版は陸ガンとニコイチの都合のためかゲーム設定画より短くなっており、
膝関節部との接続部形状も陸ガン準拠となっていますが
本編ではゲーム設定画の通りになっています。
・肘関節
・肩と胴体の接続
HGUCでは胴体に付いたポリキャップで肩の上下が可動できるため、
このような形状になっています。
(シールを貼ることでで本体とほぼ同じ色にでき、隠せるようになっています)
アニメ本編では、この部位は確認できません。
・肩の可動
ガンプラビルダーのブルー1号機の肩の可動は、
上記のHGUC式ではなく
画像のような可動になっています。
肩の可動に関してはゲーム設定画でも特に明記がないので、
これはガンプラビルダーのオリジナル設定ということになりますね。
下からのアングルで腕を動かすシーンなので追加された設定、ということでしょうか。
・二の腕,肩の出っ張りの内側のデティール
デティールはHGUCでは省略されています。
ここまでゲーム設定画再現とは…やるな、アニメスタッフ!
・配色
蒼い機体ながら、色はゲーム設定画ともHGUCとも若干違う蒼のようです
特に股の装甲部分を灰色に塗っているのが特徴的。
◆設定画厨サム
※この項は妄想になります
もしかしてサムは、ゲーム設定画のブルー1号機が好き過ぎるから
HGUC版を改造しまくって設定画に近づけたのでは!
顔の改造、太ももの延長&間接部の形状変更、肩追加装甲裏のデティール追加、
さらには肩と胴体の接続すら設定画に近づけ、それにより可動が損なわないよう
別の可動パーツを仕込んでいたとか!
やるな、サム!
今度ウチのブルー1号機もゲーム設定画仕様に改造してくれ!な!
…自分でやらないとガンプラマイスターは名乗れないですかそうですか。
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◆ベアッガイ!
ベアッガイがかわいい!
面白ギミック満載。短い登場シーンながらもかわいさは充分に堪能できます。
ちゃんとAMBACで避けてる!?
ランドセルからミサイル!
フック部分が照準になってモノアイが覗いているのが実に芸が細かい。
ネタバレになるのでこれ以上は伏せますが、あっと驚く仕掛けで戦います。
是非本編を見てください!
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◆本編感想
主人公ハルがだんだんとガンプラの楽しさに目覚めていくのが微笑ましく、
見ているとガンプラ熱が上昇してしまいます。
スーパーザクF2000みたいな、誰もが一度は考えた「ぼくのかんがえたさいきょうのモビルスーツ」が
フツーに戦っているのもいいよなあ。
それができるのもガンプラファンの夢をそのまま具現化したような設定だからこそか。
ガンプラバトルだから実現できる、時代設定無視のモビルスーツバトルもまた魅力的。
細かい設定がガンダムの魅力の一つではありますが、
たまにはそういう縛りを一切無視して楽しむのもまた一興ですね。
ストーリーが駆け足気味なのと主人公ちょっとチート過ぎねえ?ってのはありますが
実に楽しい作品でした。
これはぜひ続編希望したいところです。
そのときはまたブルーの登場を是非ですね…
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